運動会のある週末

10月9日(土)
保育園の運動会は雨で中止。

昼から着替えて研究室へ。日本語教育学会でこちらに来ている永田先生@鳴教大と久しぶりに会って歓談。大学時代から同じバイト先だったことが縁で、それからの付き合い。とは言えお互い家庭を持って久しく会ってなかった。お互い相変わらずだった、って感じです。

でも会って即、あの頃と同じトーンで話せるってのは何よりありがたい話。

10日(日)
雨も上がり、無事に運動会へ。オカンもやってくる。

去年からすれば比較にならないほどの成長ぶり。というか、親から離れて園児席に座っておとなしくしているのが驚きだったりする(笑)。その後も、走ったり、歌ったり、結構ちゃんとできた。

後半に入って、保護者席に移動になってからはダメダメだったけど(苦笑)。

保護者参加競技の綱引きは、負けはしたけど面白かったかな。奥さんから、「あなたの髪が後ろのお父さんにぶわさーっ、ってなってた」と言われる。反省。

で、運動会終わってから、慌てて『「対話能力育成のための言語教育」研究プロジェクト 第一回 英語学・英語教育協同セミナー』@六甲ホールに参加。前半は小学校英語教育での音声教育、後半は音声学・音韻論と音声指導との接点、って感じのお話。特に後半は、自分のアドバンストの授業や、院の授業でのプレゼンなどに活かせそうな感じ。

帰るところで久しぶりに弟から電話が。ってことで、オカンと弟とウチ家族で食事@自宅。心がえらく弟と仲良く楽しそうに遊んでいたのが印象的。楽しく食事。それにしても、心、疲れてないの??

11日(月・祝)
街に出ることに。心の服を買ったり、奥さんもちょろっと買ったり。私も見たけどなかったり(泣)。途中お店で走りまわる心を捕まえ、逆さづりに。で、下ろそうとしたら、ちょっと失敗してコンクリの床にゴン!!…。かなり根に持たれて、「お父さん嫌い」と言われました…。

その後少し機嫌を持ち直してもらい、ボーネルンドで1時間近く遊んだ。が、その後、sikuのミニカーを握り締めおねだり全開。大泣き。持久戦に。20分近く粘ったが、私たち二人がかりの説得工作に折れて帰宅の途へ。しかし、車で寝てしまう。寝くじも重なってた。

でも6時から寝てしまうとこれは夜中やばいってことで、何度も起こそうとするが、起きない。ドキドキしながら、二人で食事をし、ドキドキしながら寝ることに。夜中起こされてもいいようにこちらも早めに。

でも、結局朝まで。12時間越え。やっぱり週末の運動会からの流れで疲れてたんだね。

9月初旬

うーん、穴だらけだけど、とりあえず。

4日(土)、5日(日)、

6日(月)
会議。自分なりには頑張ったつもり。今回も勉強させてもらった。

7日(火)
JACET@宮城大 参加。キャンパス仙台駅から遠い。

8日(水)
JACET@宮城大 2日目。やっぱり遠い。研究打ち合わせ。論文修正。切れる人と同席させてもらえるだけで幸せなのだけど、ホントに勉強になる。

仙台市街にて飲む。うん、朝までって久しぶり。

9日(木)
帰神。ふぅ。なにより論文の修正に目処がついたのは収穫。

26日から29日

26日(木)
今日もオカンに登板してもらう。助かります。

27日(金)
心、珍しく早く寝る。おお、と論文を読む→つまらんやつだった→ orz →新書『本当にうまいビール215』に逃げる…。

発話意図とプロソディの関係を見た論文で、自分が実施したような形式に近い感じだった…んだけどなぁ。

28日(土)
朝一で病院&図書館by奥さん。水疱瘡はほぼクリア、とびひがもう一息。とりあえず登園許可は出た。ほっと一息。でも、まだ掻くから注意は必要。

と、言いつつ、イケア。先日のキャンプで刺激されたか、タッパーやプラスチックの皿とスプーンを確保。その他、私が熱くなったのは、お絵かき用イーゼル(家狭いのに…)。

29日(日)
なんだかんだで心の状況がまだなので、自宅待機(要はごろごろなんですが)。少しだけ外へ出てサッカーもどきをしたり、ベランダでシャボン玉など。

<心、2010 夏>
トイレトレーニング進行中。この夏は保育園をかなり休んだけど、その代わりいとこ達と大いに絡むことができ、それをきっかけにパンツに移行中。「お兄ちゃんは、お姉ちゃんは…」という身近な目標がいることって重要だなぁと改めて。

語彙というか、文が複雑に。でもって口調は親やお友達、いとこに似ている感じ。

すねること、気に食わないことを表現することができる。人間らしい。でも、こっちもそれを真に受けて本気で返してしまい、反省すること多し。

広島大学英語教育学会

国際(をよく知らんから言えないが)→全国→地区→これ と参加する際の緊張度がアップするという不思議な構図。で、一番怖いのがこの学会。多分怖いお兄さん方がおられるからだとは思う。

残念ながら中座せざるを得なかったのだけど、前半部分を振り返り。まずもって60分1本勝負の構成であるところがまず怖い。

山田純先生@広島大「日本英語発話において about を黄金語にしてみる:英語音声学習の基本的視点」
「黄金話者」→「黄金語」

荘島宏二郎先生@大学入試センター・杉野直樹先生@立命館大学「新しいテスト理論とその可能性」

1か月ほど

1か月ほどため込みました。ざっくり振り返り。

7月11日~

PLL18準備、発表準備。準備を十分にお手伝いできず申し訳ない気分。

PLL18運営お手伝い。やっぱり国際学会って雰囲気違うなぁとか。

PLL18発表。発表の練習や資料作成に際しては、磯田先生、田頭先生、鬼田先生のお世話になる。ありがとうございました。

全国英語教育学会大阪研究大会準備(予稿集のもろもろ)。予稿集担当の先生方にお世話になりっぱなし。関係各所に問い合わせをしつつ、修正に次ぐ修正。良いものになりますように。

授業はリーディングで一喜一憂、オーラルでも一喜一憂、発音楽しく授業はさせてもらってますけど、プレッシャー大、院の授業は考えること多し、って感じかな。

23日 一つおっさんになる。 あ、暑気払いの日でした。2次会では意外なメンバーでのカラオケで(あ、私は全く歌いませんでしたが…)、大変楽しませて頂きました。

前期末試験(実技試験、ペーパー試験)。採点の祭典、ぼちぼちと。

全国英語教育学会大阪研究大会準備(予稿集のもろもろ、その他)

~って感じで、8月4日まできました。

途中、心と奥さんが広島にちょろっと行ったりした。心はほんの数日みないだけで一気に言葉が増えて(=生意気になり 笑)、お兄さんになってきている。お風呂でシャワーを頭からお湯をかけれるようになった(今頃!?とか言わないで…)。

体調不良の週末

9日
心は熱が下がらず、今日は母に来てもらって面倒をみてもらう。幸いなことに機嫌だけは良かった模様。

輪番授業の最終日。プレゼン。石川先生の守備範囲の広さとコメントの的確さに、泣きそうになりながら、うんうんと納得。

10日
心の熱はまだ下がらず。奥さんはお仕事だったので、心と二人。

プール熱か? といろいろ調べてみる。夏風邪とプール熱が同義になってる本やサイトもあったので、うーん、ならば園ではやってたらしいから、そうかなぁと思ったり。熱はあっても機嫌はそこそこ良かったので助かった。

ちょろっと食料品を買いに出たりするが、基本的にずっと家にいた。

11日
昨日から夜中にかけてごそごそとPLLの準備。そう、発表するんだけど、準備が・・・。どうしよう。

心の熱はずいぶんとおさまった。が、機嫌がころころ変わったり、今度は奥さんの体調が悪くなったり(うつったってことだろうけど)、 が心配。

図書館に本を返却しに心と雨の中出る。「雨だから抱っこ~」っていうのは、一見それっぽいが、関係ないと思うぞ >心。

熱は落ち着いたけど、生活リズムがぼろぼろになっている。変な時間に起きたり、早々に寝たり。まだまだ気を抜けない。

さて、夜中に授業準備と発表準備と、オランダ-スペインだ。

ためすぎだけど

6月20日〜7月8日 まで、ため過ぎ。

21日
全国英語教育学会の予稿集締切。23時59分JST。ここから、やってきた予稿集の確認、修正、発表者との連絡を取る、など。

25日
今週から1コマに輪番制の授業。発音指導の際の観点抽出。
コンテンツ論集団指導。

26日
中国地区英語教育学会@広島大、参加。田頭先生頑張る。院生さんの働きぶりが気持ちよかったです。午前の磯田先生のワークショップも面白く、単に使えるテクニック集、ってのではなくて、それらがきちんと糸で紡がれている、という点が重要。
途中で失礼させて頂き、急いで戻って、心の誕生日会(会っていうか、食事)。広島じいじ、私のオカンが来て、たくさんプレゼントをもらい、ご機嫌。

27日
広島じいじは泊まったので、朝は心を交えて遊んで、昼パスタ食べに行って、じいじを見送る。

28日
リーディング、オーラル、D集団指導。会話分析、面白いね。

29日
心、3歳。おめでとう。「心、3歳」とかいいながら、指が4本になっているのはご愛敬。父親も3年生、まだまだですね。

30日
オーラル、リーディング、オーラル

7月1日
7月に入って、心は保育園で水遊びやらプールやらが始まる。楽しみにしているようでなにより。
院授業。ゼミ。産みの苦しみということで。

2日~5日
うーんと、いろいろ。4日は時間もらって研究室で授業準備やら仕事やらさせてもらった。5日はオカンに心の面倒を見てもらいつつ、奥さんとSATC2。ストーリーとしてどうなんかは言ってはならない。でもまぁセリフまわしとかが面白かったので良しとする。

6日
アドバンスト。the alphabet of nation♪ ぐるぐる発音チェック。

3時過ぎから、全国英語教育学会の予稿集編集作業。担当の先生方の獅子奮迅の働きにより、なんとか先が見えた。ありがとうございます。夜中に研究室を出たら、イノシシがいた…。こわぁ。

7日
七夕。ミステリーワーズには七夕を恒例で入れる。
オーラル、リーディング、オーラル。眠い。起きて、ドイツ−スペインをつけつつごそごそ発表準備。全然進まん。

8日
心、発熱。奥さんが休んでくれて面倒を見てくれた。夏風邪の模様。長引かなければいいのだけど…。
院講義。今日の発表は良かった。きちんと理解して、準備して、発表する。当たり前のことなんだけど、それができるっていいこと。気持ちいい。午後から、ゼミ。苦労するけどがんばろう。
夕方、PLL18の学生スタッフオリエン。いやはやこちらももう目前ですね。私は大してお手伝いできてませんが、グリア先生の働きぶりはすごい。

もう三分の一過ぎた訳ですか

9日(金)
授業開始日だけども金曜は授業は入らず、会議日。真新しい会議室で、センター定例。着任された先生の挨拶、その他諸々の議題など。新しい年度はどうなっていくのか、楽しみでもあり、不安でもあり。

ハブ室TAの方向けのオリエンに同席。当然ながら国際色豊か。たくさん来てくれたようで、TAの常駐率が上がりそうで頼もしい。

新しいハブ室は、カーペットがしかれ、入りやすいガラス戸のフレンドリーな空間に仕上がった模様。片付けが終われば更に楽しげになるに違いない。学生の利用率が上がることを切に望む。

授業の準備をドキドキしながらごそごそと。結構追いついていなくて焦りつつ。そんな折に、高専卒の学生、また遊びにくる。久しぶりの学生を連れてきていたので、おぉ変わったなぁ、などとお話。

で、とあるサークルの裏シラを見せてもらった。私の授業は「出席しとけばOK」、「予習のワード作成が面倒」と評されていた。ランクはBらしい。ま、確かに(笑)。努めて取りにくくはしてないので、やること普通にやってたら取れるよってことで、まぁ間違ってないか・・・。

ホームページの説明会。movable typeを用いることになったので、その辺の説明などを受ける。私以外の先生はある程度お分かりだったので、私にとっては結構勉強に。

で、お迎え遅れた・・・orz 延長料金取られた・・・。心には寂しい思いをさせちゃったかも。すまん。しかも今日は奥さんの前任校の離退任式で遅かったので、食事も昨日の残りでしょぼく、申し訳ない。

10日(土)
音声文法研究会に2回目の参加。前半は定延先生科研に関してのお話。最終年度ということで、どうまとめていくか、あるいは今後の展開などの説明を聞く。自分に絡めるところがあるのか、あるとすればどういうところか云々と悩みつつ。

後半は発表2本。自分の発表はなかったので少し気楽だったけど、かなり緊張して勉強させてもらった。日本語副詞表現の発表と鹿児島方言の発表。いずれも自分には馴染みのない領域の発表でついていくのに精一杯・・・(汗)。

今回の発表には直接関係ないけど、発表を聞きながら、ぼんやりと「教育」という観点の特殊性というか、その認識という点で、考えさせられることが多かった。

授業開始まではずーっとドキドキ

5日(月)
工学部周辺に振込で行くと、高専からの編入生が。新編入生のガイダンスでしゃべるそうな。あぁ、あの学生が編入するのか、などと話を軽くして別れる。

すると午後、新編入の学生が遊びに来てくれた。変わってない(笑)。暇そうネタと髪の毛ネタでいぢられて終わる。2年間の大学生生活楽しんで。ハブ室やアドバンストコースなども宣伝してみるが、遠い、で一蹴される…。

後は授業の準備を進めようとしたり、学会のお手伝いなど。学会のプログラム関係で、是非お願いしたい先生に講師依頼の電話。ご快諾(?)頂く。楽しみ。

ここのところ、心の就寝時間が遅くなっている。うーん。お昼寝については保育園の領域で、こちらとしてできることは早く寝かせる雰囲気づくりと早起きの習慣化なんだけど、後者が難しい。

6日(火)
科研の結果が出てた。わーい、採択。3年連続同じテーマでの応募だったので、難産だったなぁとは共同研究者の弁。採択のコツは、いいアイデアがわいて、文書作成能力が高い共同研究者を捕まえること(笑)。でもこれホント。ホント、ありがとう。楽しく議論ができる共同研究者で良かった。今後もよろしくお願いします。

メディア定例会。授業開始に伴う準備や補佐員さんの仕事内容確認など。

授業の準備をひたすらに。 うーん、ふたを開けてみないと分からないところはあるけど、準備もしておかないと、ってところでせめぎあい。ずーっとドキドキしている。

広大研究会

2日(火)
思い切って広島大の外国語教育研究センター主催の研究会に出席することに。心を保育園に預けてからなのでかなり遅れることを覚悟していたけど、幸い5分程度遅れただけだった。心が驚くほど早く準備をしてくれたおかげ、ありがとう。

そんなこんなで参加した研究会。広島と神戸っていろいろ類似点があるのではないかなぁと思うけど、広島のセンターでの実践報告や研究報告などが毎年なされるのはまずすごいこと。以下、各発表についての覚書。

前田先生「大学院共通科目としての英語教育」
H21年度に試行で導入された大学院共通科目としての英語を振り返ったもの。導入の経緯から入り(外圧・内圧いろいろありますわなぁ的話から)、学生への授業評価アンケートを振り返っての総括へ。研究科独自の英語教育科目よりも総じて有効だったとの反応は驚くことではないかもしれないけど、各研究科の方々は驚くのかな? で、「英語の勉強がしたいときに英語を教えてもらえる大学は悪くない」という言葉は重い。いろんなオプションを学生に持たせましょうとする姿勢は見習うべきだと思う。

磯田先生「共同学習を取り入れた英語授業」
いろんな技能を共同学習を取り入れて学んでいきましょうというライティングを例に取った実践報告。モデルを説明して、それと似たような文章を書かせる典型とは異なり、情報収集タスクを用い、クラスメイトと情報交換を行う中でライティングを行っていく。Nationのfour strandsを基に総合的に活動を行うことを主眼としている。

丁寧に考え抜いた授業実践として見習うべき点が多かったと思う。投げ込み的な活動に陥らないように、いろんなリソースブックをfour strandsのメガネからのぞき、きちんと整理して実践する。当たり前のようでそうは簡単にできないこと。 

榎田先生・ラウアー先生「Hiroshima University’s English Podcast
毎週配信しているpodcastの紹介。学内無線LANも整備されて、こうした教材開発がある、学生にとっては素晴らしい環境。残念ながら、意外と機器への認識が低いみたい。ケータイ世代なんだけど、余りposcastとかは知らない(あるいはしない)らしい、というアンケート調査も。

毎週配信には頭が下がります。

磯田先生 「TOEICスコアと英検can-doリストの関連づけ」
TOEICにもcan-doリストがあるけど、イマイチ具体性に欠ける、スコアの句切れがもう少し細かくならないか、ってことで、英検のcan-doリストを使ってみましょう、ということに。こうすることで、TOEICのスコア解釈がより正確にでき、きめ細かい指導に活かせるだろうという狙い。英検のcan-doリストに対する学生の自身度とTOEICスコアとの関連をみた。結果として、関連は結構あり、今後もっとデータを重ねることでより正確なものができそうとのこと。

学生によりよい教育サービスを提供するために、丁寧に考えて授業を構成し、データを収集し、検討する、何やら当たり前のことを書いているようだけど、当たり前のことを当たり前にやれる人たちは少ないと思う。そんな「同じ方向を向いた人たちの集団」は強いと思う。

午後は国立教育政策研究所の山森光陽先生による講演「学習支援としての教育評価とポートフォリオ評価の位置づけ」
学習支援としての評価とはどのようなものがあるかを概説し、ポートフォリオ評価の歴史的経緯から現在の問題点までをきれいにまとめて下さった。形成的評価を連鎖させていく方向が学習支援につながり、その一方法としてポートフォリオ評価があるとしていた。総合的な能力を評価しようとするパフォーマンス評価が現在重視されており、その発展としてのポートフォリオであるという話。

話を聞けば聞くほど今巷にあふれているポートフォリオはただのファイルじゃんって感じがしたなぁ。この話を基にしたきちんとしたポートフォリオ評価はどこで実践されているのだろうか、と思った。

面白い画像なども挟みつつ(笑)、丁寧に分かりやすく講演して下さった。

その後、愛知淑徳大の樗木勇作先生による講演「全学英語教育におけるマスカスタマイゼイション-愛知淑徳大学の試み-」
先のポートフォリオとは趣が異なるけども、豊富な教材と素晴らしい施設で学生をきちんと見ていることがよく分かる内容。

結構盛りだくさんな一日。昼休みには教英の図書室に寄って高谷さんともお話ができたのはうれしかった。