2025年3月18日(火)に、59th RELC International Conferenceに参加し、そちらで共同研究者の磯田先生、鬼田先生と”The effect of prosodic intervention on incidental L2 phrase learning” と題した口頭発表を行いました。
発表の内容は、これまでにも主張してきた発音指導と他技能の統合の一環で、語彙との統合として指導実践を行ってきた福岡での発表を基盤とし、そこから要因を単純な音読とプロソディを意識した音読による効果を実験的に確認することとしました。実践での結果と実験が相反するような結果となりましたが、そのことがかえって発音の明示的指導・practiceの必要性、それらをモニターや内容に意識をもっていけるようになるための課題、という点をあぶり出すことになったと捉えています。
こちらの学会は去年に引き続き参加し、通算では3回目でした。今回は所属先の大学院生さんも参加されていたり、新しい刺激もいただけました。使用したスライドは以下の通りです。ご関心の向きはご覧になっていただければと思います。