5日(金)
昨日の缶詰が功を奏し、今日は缶詰でなくなった。
6日(土)
午前はJACET関西の研究企画委員会にオブザーバー出席…って行ってみたらオブザーバーは私独り…。ま、4月からどうなりますやら。お手伝いちゃんとできるか分かりませんが、頑張ります。
大学に帰って、研究科教授会。っていうか、研究室のある建物に入るのに一苦労。土曜日勤務日なら建物もそう設定しておいて欲しいなぁ…。ぐるーっと迂回して研究室に到達。直前の写真撮影には間に合わず。
comfortably intelligible, comfortably intelligent
そうありたいな…ということで。
2日(火)
思い切って広島大の外国語教育研究センター主催の研究会に出席することに。心を保育園に預けてからなのでかなり遅れることを覚悟していたけど、幸い5分程度遅れただけだった。心が驚くほど早く準備をしてくれたおかげ、ありがとう。
そんなこんなで参加した研究会。広島と神戸っていろいろ類似点があるのではないかなぁと思うけど、広島のセンターでの実践報告や研究報告などが毎年なされるのはまずすごいこと。以下、各発表についての覚書。
前田先生「大学院共通科目としての英語教育」
H21年度に試行で導入された大学院共通科目としての英語を振り返ったもの。導入の経緯から入り(外圧・内圧いろいろありますわなぁ的話から)、学生への授業評価アンケートを振り返っての総括へ。研究科独自の英語教育科目よりも総じて有効だったとの反応は驚くことではないかもしれないけど、各研究科の方々は驚くのかな? で、「英語の勉強がしたいときに英語を教えてもらえる大学は悪くない」という言葉は重い。いろんなオプションを学生に持たせましょうとする姿勢は見習うべきだと思う。
磯田先生「共同学習を取り入れた英語授業」
いろんな技能を共同学習を取り入れて学んでいきましょうというライティングを例に取った実践報告。モデルを説明して、それと似たような文章を書かせる典型とは異なり、情報収集タスクを用い、クラスメイトと情報交換を行う中でライティングを行っていく。Nationのfour strandsを基に総合的に活動を行うことを主眼としている。
丁寧に考え抜いた授業実践として見習うべき点が多かったと思う。投げ込み的な活動に陥らないように、いろんなリソースブックをfour strandsのメガネからのぞき、きちんと整理して実践する。当たり前のようでそうは簡単にできないこと。
榎田先生・ラウアー先生「Hiroshima University’s English Podcast」
毎週配信しているpodcastの紹介。学内無線LANも整備されて、こうした教材開発がある、学生にとっては素晴らしい環境。残念ながら、意外と機器への認識が低いみたい。ケータイ世代なんだけど、余りposcastとかは知らない(あるいはしない)らしい、というアンケート調査も。
毎週配信には頭が下がります。
磯田先生 「TOEICスコアと英検can-doリストの関連づけ」
TOEICにもcan-doリストがあるけど、イマイチ具体性に欠ける、スコアの句切れがもう少し細かくならないか、ってことで、英検のcan-doリストを使ってみましょう、ということに。こうすることで、TOEICのスコア解釈がより正確にでき、きめ細かい指導に活かせるだろうという狙い。英検のcan-doリストに対する学生の自身度とTOEICスコアとの関連をみた。結果として、関連は結構あり、今後もっとデータを重ねることでより正確なものができそうとのこと。
学生によりよい教育サービスを提供するために、丁寧に考えて授業を構成し、データを収集し、検討する、何やら当たり前のことを書いているようだけど、当たり前のことを当たり前にやれる人たちは少ないと思う。そんな「同じ方向を向いた人たちの集団」は強いと思う。
午後は国立教育政策研究所の山森光陽先生による講演「学習支援としての教育評価とポートフォリオ評価の位置づけ」
学習支援としての評価とはどのようなものがあるかを概説し、ポートフォリオ評価の歴史的経緯から現在の問題点までをきれいにまとめて下さった。形成的評価を連鎖させていく方向が学習支援につながり、その一方法としてポートフォリオ評価があるとしていた。総合的な能力を評価しようとするパフォーマンス評価が現在重視されており、その発展としてのポートフォリオであるという話。
話を聞けば聞くほど今巷にあふれているポートフォリオはただのファイルじゃんって感じがしたなぁ。この話を基にしたきちんとしたポートフォリオ評価はどこで実践されているのだろうか、と思った。
面白い画像なども挟みつつ(笑)、丁寧に分かりやすく講演して下さった。
その後、愛知淑徳大の樗木勇作先生による講演「全学英語教育におけるマスカスタマイゼイション-愛知淑徳大学の試み-」
先のポートフォリオとは趣が異なるけども、豊富な教材と素晴らしい施設で学生をきちんと見ていることがよく分かる内容。
結構盛りだくさんな一日。昼休みには教英の図書室に寄って高谷さんともお話ができたのはうれしかった。
28日(日)
独身生活最後の午前は、掃除、洗濯、クリーニングなどで終わる…。
昼過ぎからいそいそとお出かけ。梅田のモンベルで、心にストライダーというペダルなし自転車を購入。三輪車も、補助輪付き自転車もちょっと時期を逸したような気もするし、かといっていきなり自転車は無理だし、ってことで、これにした。ま、本人が気に入るかどうかは謎ですが。
後は自分のシャツや本を買って、今日梅田に出かけた本当の目的、「チケットの交換」に。
小林賢太郎ソロパフォーマンス「LIVE POTSUNEN2010『SPOT』」のチケットを速攻で予約したは良かったが、仕事が土曜に入ってたことを失念しており、やばいってことで、いろいろ調べてみた。
結果、おけぴネットというチケット交換あるいは譲渡交渉サイトがあることを発見。いろいろリスクはあるが、たまたま条件的に合致する人がおり、交渉し、本日交換に至ることになった。
幸い、感じのよい人で、無事にチケット交換ができた(相手は感じがよいと思ってくれたかどうかは謎…)。
で、大慌てで、帰宅し、新神戸まで奥さんと心を迎えに行く。いい子だったそうで何より。
PodcastでBBCのNewsPodを聞いてるのだけど、思わず笑ってしまったのが以下のニュース。
South Korean government to develop robots to teach English
韓国のレポーターが「ペンギンみたい」と表したのに対して、BBCのニュースキャスターが、ゴミ箱に頭が付いた・・・」と表現したのには笑った。
曇りだったので御影までチャリ通。
缶詰2日目。去年もそうだったけど、私は作業が遅い。ただただ勉強。
途中昼休みに抜けて、コロキアムの再審査。指導と一口に言っても、どこで、どう、何を、というのは難しいもので・・・。永遠の課題。自分が言ってることも含め、全部自分の胸に突き刺さる(泣)。これまた勉強。
帰りにパンと、夕食を買って帰る。ずーっと気になっていた、近所の「カレー舎 アユールデリ」で持ち帰り。
帰って “The Flight of The Conchords” の続き。笑う。ネット上でだれかが、日本で言えば「あのねのね」とたとえていた。確かに。
今日は朝から雨で車通勤。一日缶詰の仕事。ふぅ。終わって、誰もいない家に帰ってくる。
奥さんと心は広島で順調に過ごしている模様。心にとってはいとこ勢揃いなのできっと楽しいはず。けんかもするだろうけど、それも楽しみのうち。また成長して(生意気になって)帰ってくるのだろうなぁ。
お父さんは、DVD “The Flight of The Conchords” を観て笑っているぞ・・・。いやぁ、面白い。去年のエミー賞ノミネートのコメディなんだけど、ニュージーランド出身のバンド(実際にバンドとして活動)がニューヨークで売れるために奮闘するって内容。ニュージーランドがらみであるところ、”The Office“のような”Extras”のようなイギリスコメディーの空気を出しているところの2つで私は心をわしづかみにされてしまいました。面白い。バンドのサイトはこちら。
23日(火)
メディア定例。議題は、昨日はお疲れ様(笑)。 HPの進捗状況を確認。
24日(水)
PLL18のお手伝いをしているので関係の先生とランチをしつつ、ミーティング。会場なども確認。
鳥論文のアブストなど書いて投げる…が、時すでに遅く、インドへ飛び立っていた。
明日は大学入試前期、ということで、下見に訪れる受験生がキャンパス周辺にたくさんいました。で、思ったのは保護者の方と一緒の受験生が多いことにびっくりした。へぇ、と。
今日は早めに帰って食事担当。御影クラッセでお買い物をし、リュックに無理やり詰めて帰る。
パスタを作る。心がまったく食べてくれず凹む。むー。明日、心と奥さんは法事で広島へ行くので、おかんにヘルプで登板してもらう。