【研究メモ】初心にかえる【イント話】

ずいぶん前の動画にはなりますが,Peter Roachがdiscourse intonationについて利点と欠点の両面から話をされた部分です。


ふと思い出して再度見てみました。

動画であげられていたdiscourse intonationの利点と欠点は次の通り。
<利点>
1)談話分析との関連
2)双方向のやりとりを観察
3)教育的利用が容易
4)他の英語アクセントへの適用が容易 (pとrというラベルを適用することが,という意味で,「上昇が…という意味」を適用するのではないということ)
<欠点>
1)他のイントネーション要素を捨象している
2)他の韻律要素を捨象している
3)他の英語アクセントについての研究がない
4)記述がややこしい(とは言え,動画の中ではTOBIよりはいいのでは,みたいな話をしていたけど)

欠点の1)と2)は深刻なのだけど,その辺をどう補うことができるか,といったところを考えつつ,教育的な活用ができるのではないかなぁというのがずーっと考えていることなんですが,どうしたもんかとまだまだ悩んでいます。

でも,David Brazilのdiscourse intonationは卒論からのおつきあいで,初心にかえることも必要だな,と。

KELESセミナーでお話しさせていただきました

12月18日(日)に龍谷大学・大阪梅田キャンパスにて開催された,関西英語教育学会KELES第24回セミナー(大阪・兵庫地区)にて,「実践!英語のリズム・イントネーションの指導」と題してお話をする機会を得ました。

門田先生と里井先生にはさまれての緊張の体験でございました…。

使用スライドを公開しておきます。ご質問・コメント等ございましたら,よろしくお願いします。

あっという間に8月も終盤

山形名物冷やしラーメン

8月頭で試験終了し、採点に取り掛かり、学会参加、補充課題の準備を整えお盆、そんでもって最終的に成績入力終了。

第37回全国英語教育学会山形研究大会で発表。準備が十分ではなかったのでバタバタ…(って毎回か)。

久々に、音声絡みで発表できたのは良かった。

でも、もっと考え方とかタスクとか、そのへんのお話ができればというところ。結果的には、ソフトウェア(というかプログラム)の物珍しさを訴えるようになってしまったかなぁという点が残念なところ。でも、この領域の指導や評価を考えると、そのあたりで膨らましていくことができればなぁという淡い期待を持っている。なんとか頑張りたい。

冷やしラーメンはうまかった。冷やし肉そばも食べたかったけど、時間がなかった…。

キャストさんがハケで地面に描いてくれた

なんとか終わって、少しお休みで家族サービス。

で、今に至ると。

これまたしばらくぶり

例によってしばらくぶりに投稿。

Bloggerのダッシュボードとか、感じが変わってしまって、かなりとまどう。

 

7月に入ったわけだけども、6月末には息子の誕生日を迎え、4歳となりました。いやぁ、あっという間です。

ということで、父親も4歳となりました。私の4年間の成長(しているかどうかは分からんけど、何かしらの変化)は、息子の成長と比して微々たるものかもしれないけど、一緒に育っているのだと思いたいなぁ。

前期も大詰め。1年生のクラスは大学生活に慣れてきたこともあり、ちょっとざわざわしているけど、概ね頑張ってくれているように思う。今後の英語学習を支える力をつけてもらいたいと思って、いろいろとやっている(つもり)。

2年生のクラスは最後の2回をサンデル教授の授業を使うことにした。Justiceの初回、イントロの部分。これだけでもじっくり聞いて、読んで、考えると面白いと思う。 こちらの勉強にもなる。

あとは実技の準備をしっかりとやって、きっちりとした発表ができればオッケーだけど、どうなりますやら。とりあえずやればいいんやろー、ではないので悪しからず。

自分のことでは、研究発表の準備を頑張らないとなぁ。共同研究のも進めないと怒られる…。と、授業の準備で自転車操業である自分にもっと鞭打って頑張らねば。

最近は

授業の準備が後手後手に回ってしまい、印刷とかは週末にやることが多い。

息子と一緒に来て、待っててもらいながら印刷なんてことも。そんなときに、ホワイトボードに描いてくれた作品。