広島にて、奥さんのお母さんの一周忌法要。いろいろ思うことはあるけど、うまく書けないなぁ。私のような立場の人間がいろいろ書いても、というところはあるのかもしれない。 …ならここにも書くな、と言われるかもしれないけど、自分の出来事としては大きいので、それを記す意味で書いておきたい。
奥さんと心はもうしばらく広島に残るので私だけ帰神。新幹線、地下鉄、阪神で家に帰るのは初めてだったが、まぁ悪くはないか。
前任校の部活の追コンがあったもよう。5年生の学生が「あるんですけど来ます?」ってメールで言ってくれた。言ってくれただけで幸せな気分になりました。ありがとう。いよいよあの学年が卒業なんだなぁ。
<読了>
山田雄一郎、大津由紀雄、斎藤兆史. (2009). 『「英語が使える日本人」は育つのか? 小学校英語から大学英語までを検証する』. (岩波ブックレットNo.748). 東京: 岩波書店.
帰りの新幹線で読む。最初に山田先生が戦略構想への疑義を唱え、3人がそれぞれの提案をあげつつ、鼎談において3人が意見を交わしていく、という形式。3人に共通して、1)言語の学習には母語であれ外国語であれ基盤となるものがあり、それをきちんとしましょう、そのためには母語をちゃんとしたらいいのでは、言葉への気づきを促せばいいのでは、ということ、2)言語の学習ってそんなに楽なもんではないよ、と知っておきましょうということ、3)きちんとした教材づくり、人材育成に努めましょうね、という点。すべて真っ当で、間違っていないよなぁ、と納得しながら読む。なぜこの真っ当な主張が広がらないのかなぁ、と大いに疑問。