2019年の「1年の振り返り」をしてみたいと思います。一応これまで通りで,観点は以下の通り。
1) 授業、2) 研究、3) センター内業務・学内業務、4) 家族、5) 趣味
1) 授業
授業については,流れは割と固定されている感があります。なんとか変えたいと思いつつ,なかなか難しくなってきているところがあります。なんでなんだろうか…。
基本メニューとして,Mystery words(語彙を説明して当て合いをする活動)や,One minute chat(1分間話し続ける活動)は定番として入れている。Quizletの便利さに気づく学生が増えてきているのはよいことかと思います(自分で工学系や科学系のカードを作って学習しているようです)。
今年度は発音を明示的に入れるようにしました。これについても,明示的に入れて,理屈で理解してもらった上で練習をし,また授業で関連項目を扱ったり,音読練習などにいかすことができているのもよい点だと思っています。この点は研究で扱っていることをダイレクトに用いることができているのでやっていて面白いです。
大学院の授業では,本年度はいわゆる通常授業を2つ担当でした。前期はリサーチメソッドについて,少人数で講義調で進めていきました。毎度のことながら,ハンドブック様様の授業です(汗)。後期は,音声学の復習をして,音声の確認・発音の練習を進めてから,音声指導への示唆については,少人数のクラスでもありましたし,全員が教員志望ということもあって,大変よい練習・議論ができています。
今年も後期に非常勤で教材論を担当させていただいた(まだ途中だけど)。前年度の反省を生かそうと,活動編・発音編・教材論講義編の構成は昨年度と同じようにした。グループ発表を個人発表に切り替えて,歌・TED Talk・TED Edを選んでお奨めするというものにしてみました。歌のチョイスが,これまでの授業で選ばれたもの,ということで,BeatlesやCarpentersなどになっているのも,一周回った感が面白いです。
2) 研究
大きな学会の役職系が終わったので研究に…と思いきや,うーん,という感じ。それでもいろいろなところでお話をする機会はいただけたのはありがたかったです。以下の感じで発表等を行いました。
2月は学内のプレゼンワークショップ登壇。
3月に日本化学会にてプレゼンワークショップ登壇。
6月に関西英語教育学会にてワークショップ登壇。
8月に全国英語教育学会で口頭発表1本
10月にことばの科学会のシンポジウムに登壇。
11月にオーストラリアのパースで口頭発表1本。
12月に山形大学のFD研修にて登壇。
でも論文が…。6月のワークショップと10月のシンポの分は文章になるけど,論文は書けていないなぁ…。パースの分(過去のオークランドの分と合わせて)でこれから書けるといいなぁというのが現在の懸案。
学会事務は,今年度はLET関西の方でお仕事をさせてもらっています。紀要編集関係が多いので,そちらですごい先生方とお仕事をさせてもらって学ぶところが多いです。
3) センター内業務・学内業務
「メディア部門の部門長でありながら,きちんとした仕事ができているとはとても言えず,各所にご迷惑をおかけしてしまっており,反省の1年でした…。」と去年書いたけど,同じだった…。
「その他,センター内での動きには十分についていくことができておらず,木偶の坊状態。申し訳ございません。」こっちも同じだった…。木偶の坊は木偶の坊のまま…。
今年度は,英語部会の幹事で,時間割担当です。こちらも幹事の皆さま,部会員の先生方に迷惑をかけながら過ごしております(これはどっちかというと現在進行形)。
4) 家族など
娘が小学校に入学,息子は6年生。今年もいろいろな変化のあった年,みんなバタバタバタバタした一年でした。「こどもが小学校にあがると楽になるよ」と言ったの誰?
前も書いたけど,子供たちはここまでよくがんばってるなぁと思う。子供たちに支えられてるとかなんてないわぁと思ってたけど,こういうことなのね,は継続中。
5) 趣味
映画はほとんど行けてないなぁ…。子供向き映画は数本行ったけど,毎度映画泥棒を見た後寝てしまう…zzz で,はっと気づいたらお話はえらい展開してたというパターンのやつ。
出張の時の飛行機で見た映画は良かった(「Yesterday」とあと一本何を見たっけ…)。
あとはHuluとNetflix,Amazon primeでbinge watching(the big bang theory, how to get away with murder, Grey’s anatomy, lost in space, suits, line of duty, Brooklyn 99, などなど,仕事が行き詰まるとbinge具合に拍車がかかる…となると趣味というよりは仕事の一環みたいなところもある)。←これは相変わらず。
小林賢太郎のパフォーマンスには必ず行くようにがんばってるつもり。3月に行ったのはなだぎ武が入っていたので,涙が出るほど笑った。次の2月は,以前にもあった「うるう」なので鋭意申し込み中。なんとか見たいな。
と,ちゃんとは振り返ってはいませんが,とりあえずこんな感じの定点観測にて。