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ホームステイは今年も続くか…!?

3月にオークランドに行った学生さんのアンケート結果や会話の中でのコメントなどを見たり聞いたりしていると、概ね好意的に受け取られているのかなぁという感触を得ています。

もちろん、問題点としてはさまざまな点が上がっていますので、それらを解消することが次へつながるステップとなることは間違いありません。ステイ先から学校までの交通とか、授業のレベルや内容なども、相手学校と相談して改善していく必要があります。

個人的には、いい場所だし、続けてもらえると嬉しいなぁとは思っていますが、学校はどう思っているのかなぁ? 公私混同なんだろうか?? ま、その辺が今後議論されるはず…なので、それを待ちたいと思います。

県大会(男子団体)結果

終わってからずいぶんと時間が経っていますが、県大会の結果を。

龍野2-1明石高専

という結果で、一回戦敗退。二回戦の神戸高専に至る前に敗れてしまいました。

相手の一番手は正直ウチよりも強かったとは思いましたが、二番、三番とは少なくとも競ることはできたと思ったのですが…。1-1で迎えた三番勝負では、糸が切れたようになすすべなく敗れてしまいました。

チームとして若いのは仕方がないとしても、まだまだ練習不足だなぁというのを痛感しました。あるいは練習の中での厳しさが足りないなぁということだと思います。

高専だから…」と言えばそれで済むものでもないし、それであれば、高体連の大会に出ることもない訳で…。複雑な思いが交錯します。

高専大会メンバー決定

12日と19日の二週を使って、近畿地区高専大会のメンバー選考が行われました。結果、男子5ペアが決定しました。団体戦は4ペア登録なので、1本が個人のみの登録となりますが、明石高専の代表として頑張ってほしいと思います。

今年は久しぶりに1年生がメンバー入りするという状況で、1~5年までが全ているという面白いチームかもしれません。経験を持ち帰って、生かして欲しいと思います。

今年も近大高専の壁が立ちはだかると思います。また、神戸はいつも安定して強いですし、舞鶴は昨年面白そうなペアがいましたし、しんどい大会になるとは思います。

練習への姿勢

現在の部活は、3年生のキャプテンと副キャプテンが切り盛りしていて、頑張っているのですが、その檄を1、2年生はうっとおしがっているようで、あまり良い状況ではありません。

こうした状況についてどう思う?と、ある4、5年生に尋ねてみると、「オレ、今の精神状態で低学年に戻ったらめっちゃ頑張れる」というコメントが。このコメントには、年月を経て、ソフトテニスの楽しさ、楽しさを得るための練習の重要性を知った、というところが表れているのではないでしょうか。すごく含蓄のあることばだと思いました。

私も幾度となく、今の気持ちや気合を持って、部活の時代や大学の学部時代に戻りたいと思ったことか…。

今の低学年には、こうした年上の学生の言葉を染み込ませて、練習に取り組んで欲しいなぁと切に願います。「戻りたいなぁ」と必ずと言っていいほど思うとは思いますが、「めっちゃ一生懸命だったあの頃に戻りたいなぁ」と思ってもらうといいなぁ。

練習試合

昨日は、明石高校、加古川西高校、姫路工業という、団体でも個人でも県大会に出場を決めている学校をお迎えして練習試合をしました。

ウチは環境を提供するだけなのですが、そうした力のあるチームと練習試合をさせて頂くことで、有形無形の勉強をさせて頂けました。

技術的にはもちろんで、ファーストサーブの確率やコース、レシーブの厳しさなど、一つ一つに意図が感じられて、「来た球を返すだけ」のウチのプレーとは大きく違いました。

そのほかでも、試合へ向かう姿勢や、態度など、多くの点を学びました。ウチの学生がそれを学んだかどうかが問題なのですが…。それでも、なんらかの刺激にはなったのではないかと期待しています。

練習メニューへのリクエストなども徐々に増えてはきています。個人の趣味嗜好に走らず、全体を高所大所から見ていると思われるメニューはどんどん取り入れていきたいと思います。だた、昨日もみんなに話をしましたが、一本打ちや乱打でも、気持ち一つで相当のメニューになること、忘れないで欲しいです。本やビデオからメニューを取っても、必ずうまくいくとは限りませんので。…、英語教育でも一緒かぁ…。

OB会

明石高専ソフトテニス部では、毎年OB会があって、卒業生が現役生と試合をして交流をします。今年は例年になく多くの卒業生が来てくれました。

私はまだここでの勤務が浅いので、知らない卒業生がたくさんいたのですが、みんな明石高専ソフトテニスが好きな方ばかりでした。たくさんの助言を現役生に下さいました。ありがとうございました。

顧問の挨拶で私は、現状を「ここ数年のだらけた、というかサークル的なノリのあった集団から、部活という集団への移行を少しずつ図っている段階」と表現しました。キャプテン、副キャプテンを中心に、そうした変化を遂げようと頑張ってくれています。私自身も、こうした変化を受け入れ、促していきたいと思っています。

思えば、着任当時に、自分の思い描いていた高校時代の部活の様子と目の前の集団の考え方の違いに大いに悩んでいました。今もそうした悩みは尽きませんが、上に書いたような変化を起こしたい、と学生自身が言い出してくれたことが何よりの変化だと思います。その言葉を聞いた時は本当にうれしかったです。

東播地区予選

4月28日、29日、30日と男女の東播地区予選が行われました。男子団体で、3年ぶりに県大会出場!!

予選トーナメントでは、小野工業を2-1でなんとか下し、明石西と対戦。明石西の1番手を外そうと考えて、順番を入れ替えると、向こうも替えてた…。ってことで、結局番手順の対戦となる。ウチの1番手が、3-0でリードする展開に期待は膨らんだが、相手の落ち着きにこちらが浮き足立ってしまい、逆転負け。これで、予選は2位となる。

2位の3チームを集めたリーグは、小野と西脇。西脇に対して、1年生ペアがファイナルで勝ち取る。結局ウチの1番が負けて、3番勝負に。何とか買って、小野との対戦に。ここでは1年生ペアがさっぱりで、結局3番勝負に。なんとか取って2位リーグ1位で、県大会出場を決めた。

7位、8位決定戦では、高砂南との対戦。県を決めて気が抜けたのか、なすすべなく敗れる。最終的に、8位での県大会出場となった。県大会では、あまりいいところには入れないかもしれないが、頑張って欲しいものである。

個人戦は、さっぱりで、あっさりと敗退するペアが続出した。気が抜けたのかなぁ。

食べ物

ホームステイ先での食べ物にはいろいろあったようで、家庭の出身によって、ジャガイモ主体の料理が出たり、カレーが出たりしていたようでした。

100万都市であるオークランドは移民の多い街で、3人に1人は移民であるとも言われているそうです。そのせいもあってか、街にはいろんな国のお店が出ていました。

最終日には、学生さん数人と、アジア料理のフードコートへ行きました。タイ、マレーシア、台湾、香港、韓国、日本、インド、と多種多様な料理が結構安く食べられるのでお勧めです。

今回の研修では、大半の学生がステイ先からサンドイッチなどのpacked lunchをもらっていたので、語学学校内に留まって食べていましたが、大学のフードコートにも結構いろんな種類の食べ物屋が入っていましたので、その辺を試すことができればよかったのになぁ、とこれまた次への課題かなぁと考えています。

大学構内

大学の構内について、今回の反省を。

今回の研修では、ホームステイ先が遠く、バスでの送り迎えが基本でした。そのため、ELAのあるSymonds St.の上の方から、徒歩で10分ほどのキャンパスまで、十分な時間がなければ行けませんでした。

大学のキャンパス、とは言っても、街の中に溶け込んでいるようなキャンパスなので、どこからどこまで、と区切りが分かりにくいものになっています。

キャンパス内には、食堂と併設された広場のようなquad、コンピュータ施設や大学の本屋(UBS)、薬局(Campus Pharmacy)、銀行などが入ったKate Edger Information Commons、図書館、そしてシンボル的な時計台などがあります。各学部はそれらを取り巻くように周りに点在しています。

また、隣にはAlbert Parkという公園もあり、授業の空き時間を芝生の上でゆっくり過ごしたり、木陰で読書などをしている光景が目に入ります。

今回の研修中も、どんどんと積極的に見に行って、オークランド大の学生会の人たちと話をしたり、キャンパスを散策した学生もいました。

次回は(あれば、ですが)、もっと多くの学生に、こうした光景を目にして欲しいし、その中に入っていって欲しいなぁと思います。

オークランドの交通機関

オークランドの交通機関について少し覚え書き。

バスと電車があるのですが、バスが主力の公共交通機関です。電車は、最近はだいぶ良くなったと聞きますが、まだまだ本数が多い訳でもなく、便利というほどではありません。今回の研修中は、学生の方がたくさん電車に乗って、そのシステムを理解したと思います。実は電車には乗ったことがありません…。

バスは街中は結構頻繁に走っています。どのバスがどのルートに停まるのか、いくらで、どうやって乗るのか、といったことを理解しておけば、結構便利かと思います。乗った場所から降りるところまでの距離で値段が変わるステージ制を取っていたり、バス停で自分のバスだと思ったら手をあげないと停まってくれなかったり、といったところでしょうか。

また、街の中心部をぐるぐる回る無料のCity Circuitや、一定料金(NZ$1.60)で街の観光ポイントをまわるThe Linkなどもあり、これらの活用なども街歩きには便利でしょう。