オークション

10日(水)
メディア定例。

11日(木)
今日は晴れたのでチャリ通。バスでNewsPodを。その中で面白かったのが、
 ‘Bottled ghosts’ sold in New Zealand auction
 幽霊が出るので、exorsist(ふつま師)にビンに封じ込めてもらったそうで、それをオークションにかけたら高値で売れたと。

音声ファイルでは、クライストチャーチWoodburyさんの証言が聞けます。分かりやすいけど、結構典型的な(だと思う)NZなまりの英語です。それはそれで楽しめます。

広大研究会

2日(火)
思い切って広島大の外国語教育研究センター主催の研究会に出席することに。心を保育園に預けてからなのでかなり遅れることを覚悟していたけど、幸い5分程度遅れただけだった。心が驚くほど早く準備をしてくれたおかげ、ありがとう。

そんなこんなで参加した研究会。広島と神戸っていろいろ類似点があるのではないかなぁと思うけど、広島のセンターでの実践報告や研究報告などが毎年なされるのはまずすごいこと。以下、各発表についての覚書。

前田先生「大学院共通科目としての英語教育」
H21年度に試行で導入された大学院共通科目としての英語を振り返ったもの。導入の経緯から入り(外圧・内圧いろいろありますわなぁ的話から)、学生への授業評価アンケートを振り返っての総括へ。研究科独自の英語教育科目よりも総じて有効だったとの反応は驚くことではないかもしれないけど、各研究科の方々は驚くのかな? で、「英語の勉強がしたいときに英語を教えてもらえる大学は悪くない」という言葉は重い。いろんなオプションを学生に持たせましょうとする姿勢は見習うべきだと思う。

磯田先生「共同学習を取り入れた英語授業」
いろんな技能を共同学習を取り入れて学んでいきましょうというライティングを例に取った実践報告。モデルを説明して、それと似たような文章を書かせる典型とは異なり、情報収集タスクを用い、クラスメイトと情報交換を行う中でライティングを行っていく。Nationのfour strandsを基に総合的に活動を行うことを主眼としている。

丁寧に考え抜いた授業実践として見習うべき点が多かったと思う。投げ込み的な活動に陥らないように、いろんなリソースブックをfour strandsのメガネからのぞき、きちんと整理して実践する。当たり前のようでそうは簡単にできないこと。 

榎田先生・ラウアー先生「Hiroshima University’s English Podcast
毎週配信しているpodcastの紹介。学内無線LANも整備されて、こうした教材開発がある、学生にとっては素晴らしい環境。残念ながら、意外と機器への認識が低いみたい。ケータイ世代なんだけど、余りposcastとかは知らない(あるいはしない)らしい、というアンケート調査も。

毎週配信には頭が下がります。

磯田先生 「TOEICスコアと英検can-doリストの関連づけ」
TOEICにもcan-doリストがあるけど、イマイチ具体性に欠ける、スコアの句切れがもう少し細かくならないか、ってことで、英検のcan-doリストを使ってみましょう、ということに。こうすることで、TOEICのスコア解釈がより正確にでき、きめ細かい指導に活かせるだろうという狙い。英検のcan-doリストに対する学生の自身度とTOEICスコアとの関連をみた。結果として、関連は結構あり、今後もっとデータを重ねることでより正確なものができそうとのこと。

学生によりよい教育サービスを提供するために、丁寧に考えて授業を構成し、データを収集し、検討する、何やら当たり前のことを書いているようだけど、当たり前のことを当たり前にやれる人たちは少ないと思う。そんな「同じ方向を向いた人たちの集団」は強いと思う。

午後は国立教育政策研究所の山森光陽先生による講演「学習支援としての教育評価とポートフォリオ評価の位置づけ」
学習支援としての評価とはどのようなものがあるかを概説し、ポートフォリオ評価の歴史的経緯から現在の問題点までをきれいにまとめて下さった。形成的評価を連鎖させていく方向が学習支援につながり、その一方法としてポートフォリオ評価があるとしていた。総合的な能力を評価しようとするパフォーマンス評価が現在重視されており、その発展としてのポートフォリオであるという話。

話を聞けば聞くほど今巷にあふれているポートフォリオはただのファイルじゃんって感じがしたなぁ。この話を基にしたきちんとしたポートフォリオ評価はどこで実践されているのだろうか、と思った。

面白い画像なども挟みつつ(笑)、丁寧に分かりやすく講演して下さった。

その後、愛知淑徳大の樗木勇作先生による講演「全学英語教育におけるマスカスタマイゼイション-愛知淑徳大学の試み-」
先のポートフォリオとは趣が異なるけども、豊富な教材と素晴らしい施設で学生をきちんと見ていることがよく分かる内容。

結構盛りだくさんな一日。昼休みには教英の図書室に寄って高谷さんともお話ができたのはうれしかった。

dustbin with a head

PodcastBBCのNewsPodを聞いてるのだけど、思わず笑ってしまったのが以下のニュース。
South Korean government to develop robots to teach English

韓国のレポーターが「ペンギンみたい」と表したのに対して、BBCのニュースキャスターが、ゴミ箱に頭が付いた・・・」と表現したのには笑った。

ミュージカル風大学紹介

以下のブログを見て、紹介されていたイェール大学の大学紹介ビデオが面白い。

http://www.wasedajuku.com/wasemaga/unipro-note/2010/02/post_487.html

卒業生、在学生の層の厚さをまざまざと見せつけられるのだけど、こういうものにしようという発想がすごいなぁと。意外と考えるようで考えないのかなぁ。

神戸もやってみたらいいのに。宝塚風とか、ダメか…(神戸ちゃうやん、ってツッコミが入りそう)。

簡単な英語で説明しよう

プレゼンの方法としても面白く、かつ英語の勉強にもなるようなサイト。テクノロジー系が多いけど、いろいろな物事を分かりやすく説明しましょう、というコンセプトの会社。サンプルが見れるし、YouTubeにもあがっている。教育用であれば、個人でファイルを購入という手もある。
Common Craft

手書きのイラストを書画カメラで写しつつ動かしたりする感じのプレゼンは、パワポでは出せない味をだしていて面白い。書画カメラがあるCALL教室などでは使えるかも?

TMBG

遅いよー今更彼らを知るなんて、って思われるかもしれませんが、They might be giants の “Here come the ABCs”。いやいや、やられました。面白い。国名でアルファベットを言う曲(The alphabet of nations)とか、授業のウォームアップとかで使えそう。とにかく楽しくアルファベットを、というアルバム。

CDとDVDがついた2枚組で、DVDのリージョンは日本(2)と異なるので(アメリカは1)、見る時に注意を要するけど、それぞれの映像がまた面白い。心の食いつきはなかなかのものでした。大人も楽しめる映像でした。

かなりのベテランで、多くのアルバムも出していますが、最近はこういう教育(?)がらみのアルバムが多いようです。最新作のサイエンスも是非手に入れたい。彼らのofficial HPでは、音楽や映像を見ることができます。

最初の国の名前でアルファベットで受けた。面白い。フォニックスの要素が入った曲もあって面白い。授業で使えるかも!? 輸入版だったのでリージョン1だったけどDVDも入ってて、そっちは子供がえらく食いついていた。

ほかにもサイエンスとかもあるので、そちらも買おうかなぁ。

面白そう

掃除機で有名なイギリスのダイソン社が、また面白いただひとつのものを開発した。

記事と一緒についてた動画を見ると、ヒントはトイレとかにあるジェット乾燥機から得たみたい。子供が手を入れてしまうという危険性はなくなるようで、いいですねぇ。ただ、記事にもかいていたけど、ファンに向かって声を出して、「わ〜れ〜わ〜れ〜は〜」とかってできなくなりますね、確かに。

うーん、トイレのジェット乾燥機って日本の会社が開発したのではないの?とすれば、先を越されちゃった感じですねぇ。