2025年11月22日(土)に、外国語教育メディア学会 (LET) 第64回 (2025) 年次研究大会に参加し、そちらで内田洋子先生(青山学院大)、杉本淳子先生(聖泉女子大)、常本亜希先生(東北大)と「教員のための音声指導と評価」 と題したシンポジウムを行いました。
カテゴリー: 研究
【研究メモ】59th RELC International Conferenceにて口頭発表をしました
2025年3月18日(火)に、59th RELC International Conferenceに参加し、そちらで共同研究者の磯田先生、鬼田先生と”The effect of prosodic intervention on incidental L2 phrase learning” と題した口頭発表を行いました。
発表の内容は、これまでにも主張してきた発音指導と他技能の統合の一環で、語彙との統合として指導実践を行ってきた福岡での発表を基盤とし、そこから要因を単純な音読とプロソディを意識した音読による効果を実験的に確認することとしました。実践での結果と実験が相反するような結果となりましたが、そのことがかえって発音の明示的指導・practiceの必要性、それらをモニターや内容に意識をもっていけるようになるための課題、という点をあぶり出すことになったと捉えています。
こちらの学会は去年に引き続き参加し、通算では3回目でした。今回は所属先の大学院生さんも参加されていたり、新しい刺激もいただけました。使用したスライドは以下の通りです。ご関心の向きはご覧になっていただければと思います。
【研究メモ】全国英語教育学会第49回福岡研究大会にて口頭発表をしました
2024年8月25日(日)に、全国英語教育学会第49回福岡研究大会に参加し、そちらで共同研究者の磯田先生、鬼田先生と「英語プロソディと語彙知識の深さと の統合を図る指導実践」 と題した口頭発表を行いました。
発表の内容は、これまで同様、発音指導と他技能の統合の中でも、語彙指導との統合を取り上げています。「プロソディ指導における3つの原則」を活用しながら、強勢やリズムを音読やリテリングを中心とした活動を行うことで、語彙の深さを育成することができるということを、磯田先生の授業での実践に基づく活動やタスクや、前期の授業での成果を紹介しました。知り合いが結構来てくださったのもありますが(笑)、割と多くの方々に聞いていただけたのかな、と思います。
使用したスライドは以下の通りです。ご関心の向きはご覧になっていただければと思います。
【研究メモ】58th RELC International Conferenceにて口頭発表をしました
2024年3月11日(月)に、58th RELC International Conferenceに参加し、そちらで共同研究者の磯田先生、鬼田先生と”Pronunciation instruction will help enrich learners’ vocabulary knowledge” と題した口頭発表を行いました。
発表の内容は、発音指導と他技能の統合を進める必要性を説いた上で、発音指導の部分ではこれまでにも扱ってきた「プロソディ指導における3つの原則」を活用することを提案し、今回は語彙指導との統合をどのように行うことができるか、磯田先生の授業での実践に基づく活動やタスクのデモを行う。という流れで進めました。並行する発表が11件ある中、そこそこ多くの方々に聞いていただけたのかな、という感じです。
こちらの学会には2018年に参加して以来2回目ということで、久しぶりのシンガポールで嬉しかったです。使用したスライドは以下の通りです。ご関心の向きはご覧になっていただければと思います。
【研究メモ】IATEFL PronSIG Online Conferenceにてオンライン口頭発表をしました
2023年10月14日(土)に、IATEFL PronSIGによるOnline Conferenceに参加し、そちらで共同研究者の磯田先生と “A pedagogical framework for integrated instruction of English prosody” と題した口頭発表を行いました。イギリスの学会ですので、イギリス時間の9時半から17時での開催で、私たちの出番は日本時間の19時でした。最後のセッションまで参加すると日をまたぐので、最初の基調講演と、発表数件でギブアップ…。
発表の内容としては、これまでにも扱ってきた「プロソディ指導における3つの原則」の概説と活動・タスク例の紹介という感じでしたので、イギリスを中心とする実践者にそれを伝えるという目的で行いました。タスクにかける時間は、とか、リスニングにはどう活かすことができるか、といった質問が出て、原則自体への受けはそれなりによかったのではないかと思えました。
久しぶりの英語での発表だったので緊張しましたが、なんとか無事に終わって良かったです。使用したスライドは以下の通りです。ご関心の向きはご覧になっていただければと思います。
こんなん出ました
この度、「プロソディを重視した英語音声指導入門:指導の枠組と教科書の活用法」という書籍を溪水社さんから出版しました。これまでも共同で研究を進めてきた磯田先生との共著です。POD(Print On Demand)ですので、書店などでぱらぱらめくりながらながめることができないのですが、もしよろしければ、どうぞよろしくお願いいたします。
【研究メモ】関西英語教育学会(2019年度)第24回研究大会WS
【研究メモ】The 3rd Pronunciation Symposium 口頭発表
The 3rd Pronunciation Symposium (@The University of Wollongong)にて,磯田先生@立命館大と “Demystifying English Prosody: A Pedagogical Framework for Integrated Instruction”と題する口頭発表を行いました。私たちの提案するプロソディ指導の枠組みの紹介と,その理論的背景について概説する,という発表を行いました。
会場であるオーストラリアを始めアジア圏などの教育関係者,大学教員が参加していました。実践の上での関心も得られた模様で,試してみようかなという声もありましたので良かったです。シンポジウムのテーマが “Making Pronunciation Accessible” でしたので,私たちの枠組みがaccessibleへの一助になっていればと思います。
その他にも,1日の発音関係の発表を聞き,質疑などを通じて研究者間の交流を図ることができたこと,また翌日からのALAA2018にも参加し,発表を聞くことができたのは良かったです。
【研究メモ】53rd RELC International Conference口頭発表
53rd RELC International Conference (@SEAMEO Regional Language Centre )にて,磯田先生@立命館大と “Teaching English prosody to Japanese learners: “Three principles” approach to prosody instruction”と題する口頭発表を行いました。
発表スライドを以下に置いておきます。もしよろしければご覧ください。
比較的実践系が好まれると聞いていた学会でしたので,私たちが行っているプロソディ指導を実践に取り入れてもらえると嬉しいと思い発表しました。が,残念ながら聴衆が少なく,私たちの思いは通じなかったのかもしれません。
しかしながら,少ないながらも質問やコメントはいくつかもらえました。また,実践系の学会において,もう少しaccessibleなタイトル・アブストラクトにすべきだったと反省しています。
しかしながらのもう一つとしては,個人的ではありますが,少ない聴衆の中に,Goh先生がいらっしゃったのは嬉しかったです。20年ほど前に,院生だった私は,先生の論文を読み,思いきってメールを送って,自分の論文や考えていることなどをぶつけたことがありました。丁寧に対応して下さり,何度かメールでやり取りをしました。それ以降,顔を合わせたことはなかったのですが,今回,先生はkeynote speakerでいらしていて,プログラムに私の名前があり覚えがあって来たんだと言ってくれて,今回初めて双方顔を合わせたことになりました。
(先生はそのまま国際的に活躍されていて,お前は今まで何をしていたんだ・しているんだと言われればそれまでなのだけど…)
【研究メモ】 The Applied Linguistics Conference (ALANZ/ALAA/ALTAANZ) 口頭発表
The Applied Linguistics Conference (ALANZ/ALAA/ALTAANZ)(@Auckland University of Technology)にて,磯田先生@立命館大と “Introducing prosody instruction into Japanese secondary school classroom: A classroom‐based research”と題する口頭発表を行いました。
発表スライドを以下に置いておきます。もしよろしければご覧ください。
久しぶりの英語での発表と二人での発表もあり,少し時間を超過してしまい,質疑の時間が十分とれず,残念でした。それでも発表後に何人かの方に質問や助言をいただけたのは嬉しかったです。また,プロソディを指導することの意義を改めて感じることができたのはこの学会参加と発表の成果でした。
20年前(!)に留学していた地に再び立つことができたのも,本当に嬉しかったことの一つです。当時お世話になった先生に今回もお世話になりましたし,寮時代の友人と会えたことも良かったです。