ひたすら間があきましたが、まぁそれなりに元気です。
カテゴリー: 読書
バタバタしてるくせに
23日(祝)
書き物しろやって感じなのですが、家族サービスもってことで、2年ぶりに六甲山牧場へ。下にいるときは天気はそこそこ良かったのだけど、風が強く、冷たいっ!!!!!!
着いたとたんに「風がつよいー」、「寒い~」、「抱っこー」…。2年前は物おじせずにがんがん近づいて羊をさわっていたのだけど、今回は「怖いよ〜」と言って近づこうとしてくれず。ま、いろいろ変化があるんだねぇ、と。
あと、こんな本を読んでみたり。太鼓持ちではなく、いい距離でM-1という「現象」を記したものという感じで面白く読みました。…とは言え、これまでの大会のことを思い出しつつ読むので、結構読み手の感情が揺さぶられたり。ベタなところかもしれないけど、チュートリアルのチリンチリーン、や笑い飯の奈良県立歴史民俗博物館、鳥人はやはりすごかったなぁと改めて。あと、島田紳助を悪く書くことは簡単なのだけど、これまた程々の距離を取ってM-1での文脈でちゃんと書いてたのは好感が持てたような。
たまにはこんな話題も
英語教育3月号を読む。特集は、「英語を嫌う生徒にどう向き合うか」というもの。読後感が余りよくない。すっきりしない。なんでだろう。
そんな違和感に答えてくれた感じがあるのが、以下のブログの記事。
もちろん、私は経験は多くなく、ブログのようなことは言えないのは重々承知しているのだけど…。ブログにも引用されているけど、横田氏の記事の、「嫌いな数学を数学パズルで好きになった人がいるだろうか? 同様に嫌いな英語を、洋楽や英会話で好きになることなどまずないのだ。まずは彼ら彼女らに英語を分からせ、成績を上げること、すべてはそこからではないだろうか(39)。」 には、うんうん、と頷いていました。
でもまだ何かすっきりしない。『英語教育』がこういう特集を組むこと自体に何か違和感があるのかなぁとも思ったりする。とここまで書いたら、なんで、ってことを書かないといけないんだろうけど、まだ考えがまとまっていません。とりあえずここまでで公開はしてしまうけど、追記したいと思います。
TMBG
遅いよー今更彼らを知るなんて、って思われるかもしれませんが、They might be giants の “Here come the ABCs”。いやいや、やられました。面白い。国名でアルファベットを言う曲(The alphabet of nations)とか、授業のウォームアップとかで使えそう。とにかく楽しくアルファベットを、というアルバム。
CDとDVDがついた2枚組で、DVDのリージョンは日本(2)と異なるので(アメリカは1)、見る時に注意を要するけど、それぞれの映像がまた面白い。心の食いつきはなかなかのものでした。大人も楽しめる映像でした。
かなりのベテランで、多くのアルバムも出していますが、最近はこういう教育(?)がらみのアルバムが多いようです。最新作のサイエンスも是非手に入れたい。彼らのofficial HPでは、音楽や映像を見ることができます。
ほかにもサイエンスとかもあるので、そちらも買おうかなぁ。
家族サービス
17日(土)
本当ならどこかピクニック系のところ(神戸市立森林公園とか、フラワーフルーツパークとか)に行きたかったのだけど、天気が思わしくない。ということで、路線変更、IKEAとBabiesrusへ(なんで?)。前者はウチの洗面所関係で欲しいものがあるらしいのと、後者は心の靴探し、ってことで。
どっちもなし(苦笑)。
18日(日)
東灘GENKI祭@川井公園に行ってみる。お目当ては動物とのふれあいコーナーとミニSL。すごい人(というか子供)。残念ながら動物コーナーは年齢が足りなかったが、ミニSLには無事に乗れた。
↓
近所のカフェ「wawa和」で食べる食べる。こちらが、心に「ごちそうさま」をさせようとして、「心、ごちそうさまは?」と問いかけると、いつもなら手を合わせて「ごちそうさま」とするのに、今日はしない。あれ?問いかけを繰り返す私。すると、心は、
「分かった~? 『はい』は~?」
???どこで覚えたんだろう?ともかく、こちらが諭されてしまい、両親凹む。
↓
別の公園に移動する。祭のせいか閑散としていた。ひたすら滑り台を繰り返す。途中から、にたような歳の一家と滑り台の難易度比べみたいになる(笑)。
海外通販で買った服が届く。わーい。
といった土日の間の時間で、ごそごそ科研の書類に手直ししたり、授業の準備をしたり。
<読了>
(一般的には)夏休み最後の週末
奥さんは高校勤務なので夏休み最後の週末。とは言え土曜は心のオムツ捨てカートリッジを買うのがメインだったりする(苦笑)。でも、そのついでに、らーめん食堂たろう軒へ行ってみる。心がいるとなかなか熱いものは、と敬遠がちだったのだけど、もう大丈夫だろうとホントに久しぶりにラーメンを食べる。心、麺食べ過ぎ(笑)。
日曜日はゆっくりと過ごせた。散歩を兼ねて投票へ行き、ランチ。夕方は心を自転車に乗せてで散歩、と思ったら空気が抜けてたのでコープで空気入れて、クリーニング出して、サンシャインワーフで散歩。という感じ。
選挙速報、ってそんなに速報を欲している人はいるのだろうかと思いつつ、ずーっと前に買ってたラーメンズのDVD「TEXT」を見る。面白い。日本語を知ってて良かったと思える感じ(?)。英語を学習した私が英語の映画やドラマにあこがれるように、日本語学習者にあこがれてもらいたい感じ(もっと分からん?)。
で、中村俊輔のスペインデビューを拝み、就寝。
あ、一応、間にメール対応やら、ゼミ生の報告へのコメント書き込み及び送信などなど。遅すぎるかもしれないけど、『危機に立つ日本の英語教育』読了。
心の就寝時間が早いのが恐い…
27日(木)
高専時代の学生から電話。進路が決まったとのこと。専攻科から阪大院へ、だって。すごいねぇ。他にも旧帝大やら私の勤務校やらバンバンと…。
先日はソフテのお誘いを頂いたのに、広島行きと重なり断らざるを得ず。申し訳ない。また誘って下さい。なんならウチのコート(クレーやけど)を使って下さいな。久しくやってないから、体動かしたいなぁ。
後は卒業生で結婚話があったことなど聞いて驚く。なんでって、その組み合わせは意外だったので(笑)。
<読了>
靜哲人. (2009). 『英語授業の心・技・体』. 東京: 研究社.
遅いけどやっと読了。授業への心構え、アクティビティなど勉強になることが多い本。発音へ焦点が当たっているところも自分の領域とかぶりまくりでとても興味深く読めた。靜節(とでも言おうか)が全開で、好みは分かれるかもしれないけど。
たぶん結構評判になってるんだろうけど、でももっと受け入れられてもいいのにな、もっと実践されてもいいのにな、という印象がある。なんでだろう? 上で書いた靜節のせい?うーん、それでもなさそう。
26~28日
今週は、週末の広島から帰って家族みなしんどそうってことで、がんばって食事の準備などをしてみる。なかなか難しく慣れないながらもぼちぼちと。レパートリーが少ないので、少しずつ新しいものにもチャレンジしつつ。
ふぅ
<読了>
岩本茂樹. (2009). 『教育をぶっとばせ‐反学校文化の輩たち』. 東京: 文藝春秋.
なんか久し振りに本読んだって記事。読後感はマンガ『鈴木先生』と同じような感じと言えば分ってくれる人はいるだろうか(いるかなぁ? という前に違うかな?)。
教育現場の内部から、問題に取り組む様子を、自身の葛藤も含めて丁寧に記述したもの。とは言え、こんなに問題があって、それを熱血に解決しました!という類のものではない。
自分自身は薄っぺらい経験しかないので、こうした輩ときちんと向き合ったことがない。それでも、小さな山は少しは経験しているので、それでも共感するところは多々あった。また、著者の周りの教員や管理職の意識の持ちようと言った記述についても、あるあると頷きながら読んでいた。ただ、生徒の思考への考察については、著者のフィルターを通しているということを忘れずに読まないといけない。この辺、難しいですけどねぇ。
散歩
朝から机をばらして、そこに昨日組み立てた棚を設置。
台所の問題はいまだ解決していないので、スチールラックを買いに出る。そのまま、ランチして、お散歩。途中、川べりで寝ているイノシシを見る。奥さんはイノシシを初めて見た。
で、岡本界隈をうろうろ。奥さんの服、雑貨など。そういえば、私自身はこの辺を歩くのはこっちに来て初めてかもしれない(奥さんと二人で数年前にぶらぶらして以来か…)。最近できたという「はらドーナッツ」の行列に加わろうか悩み、やめる。
帰って台所の諸問題を解消すべく、奥さんがいろいろと。私はその前に、大物(レンジ)を動かして戻しただけ。
数日前から書いていた心の生活リズムだけども、夜は割と固めて寝てくれるよう。でも、寝る前2時間ぐらいに超ハイテンションで、あほみたいに食べるので、その辺は心配。でも、一応、夜寝て朝起きるという方向に移行しつつあるので、それはよしとしたい。
<読了>
ピーター・バラカン. (2009). 『猿はマンキ お金はマニ 日本人のための英語発音ルール』. 東京: NHK出版.
カタカナ英語が氾濫しており、英語を発する際にはそれらの悪影響を受けている、ということで、英語らしく発音するとこんなにも違うんだよ、ということをたくさんの事例を基に知らせてくれる。著者が著者だけあって、音楽ネタもたくさん含まれていて面白い。また、以下のサイトで著者自身の発音を確認することができる。
http://www.nhk-book.co.jp/gogaku/monkey/
良いなと思ったところは、「はじめに」で対象者を「あくまで英語圏で通じる英語を話したい方をこの本の読者と考えています(p9)」としたところ。通じればいいやん論者をはずしておいたのは賢明だったと思います。それから、イギリス英語を基準として話をした点も良かったです。著者がイギリス人というのはもちろん影響があるのでしょうが、「アメリカ英語の発音はあまりにも日本語の音感と離れすぎているので、日本人がそれをマスターするのに相当の努力が必要ですし、中途半端にアメリカ風に話そうとするとむしろ余計に通じなることが多いのです(p9)。」という理由もある。「3か月トピック英会話 話して聞き取る! ネイティブ発音塾」でもイギリス英語を採用していることもあり、最近少し増えてるのかなぁ。母音やrの当たりの容易さが理由となっているようです。(個人的にはイギリス英語の方が好きですので、この風潮は最高)
残念だったのは、発音記号を用いなかったこと。結果、ローマ字表記及びカタカナ表記となって、逆に煩雑になってしまったこと。「ルール」と謳わなかった方がよかったのではないか、とも思いました。ルールの内実としては、フォニックスということなんだろうけど、だとすればそう表現すべきでは、とも。
全体としては、普段使いのカタカナ英語はこんなに英語としては通じないのねぇ、と自覚する読み物として、楽しく、興味深く読めました。
いろいろ実感
午後に前任校の明石高専に行った。成績資料などの引き継ぎをするために私の後任の先生を訪れるため。
魚住駅に着いた際に、駅舎の高架化工事がほぼ終了しており、もうすぐ完成しそう。いよいよ南側から降りることができるのかぁ。と確実に時が過ぎていることを実感させられた。
引き継ぎやら、お互いの近況報告などを終えて、食事でも、と駅に行くと、見覚えのある学生さんが結構いた。みんな元気に頑張ってるのかなぁ、部活の帰りかぁ、など、これまた自分がここから離れたことを実感してしまいました。
自分は今いるところでもっともっと頑張らんとなぁ、と思いを新たにし、不思議な感覚に包まれた一日でした。うーん、なんだかうまく書けないなぁ。
<読了>
中原淳、長岡健. (2009). 『ダイアローグ 対話する組織』. 東京: ダイヤモンド社.
企業や組織の中のコミュニケーションの問題を取り上げ、議論や会話などとは異なる社会構成主義に立脚した「対話(ダイアローグ)」によるアプローチが学びにつながるというもの。ビジネスの文脈で語られてはいるが、もちろん、教育現場にも十分に落とし込めるなぁと考えながら読みました。「教員組織の学び」として捉えるのもよし、「学習者の学び」として捉えるのもよいだろうなぁと。
英語教育の文脈でよくある「達人の技を伝授的ワークショップ」などで起こっているコミュニケーションはどうなっているか、一方通行になっていないか、対話になっているか、と考えてみることは面白いのではないだろうか。別にワークショップを批判しているのではなく、「情報を有形のものとして伝達する」ことになじんでしまった教育現場で、同様の形で情報を得ようとワークショップに集まる、というループに陥ってしまってはいないか、と警戒しておきたいところ、とでも言えるかな。そんなことを考えさせてくれた一冊。