個人戦終了

天気が心配されましたが、なんとか男女とも終了しました。

結果から言えば、個人戦は、1年生のペアがベスト16に入り県大会出場を決めました。入ったゾーンが良かったこともあり、なんとかシードを倒すことができました。

下の記事に、「抜けてやる」という気概が感じられないと書きました。これについては、実は県に抜けた今も意見として変わっていません。抜けたペアは中学校の時から結構実力があり、現在はその貯金を使ってやっている、という感じだからです。

前日は天気が朝まで悪く、小雨がちでした。それでも練習中止の連絡はまわさず、通常通りで私はコートに出ました。待てどくらせど学生は来ず、最終的に集まったのは6人…。明日の試合には12人が出るのに、です。

それでは負けて当然だと思いました。なんとも言えず脱力しました。

10月に入ってからは団体戦もあるのになぁ…

9月に入り…

一般の高校は二学期、あるいは前期の終わりってとこだろうが、本校は今年から前期を8月頭まで実施したこともあり、まだ休み中。で、東播地区新人戦は休み中に迎えることができる。これは非常に恵まれているようにも思うのだけど…。

ドロー会議も終わり、対戦相手も決まった。後はコンディションを整えて当日を迎えるのみ、なのだが。

さて、今回はどうなるか。春は団体でギリギリで県を決めた次の日の個人では全滅だった。秋はまず個人があって、10月に団体がある。この辺の違いが変化を与えるか?

正直言って、県大会に抜けるだけの練習はしていない。「抜けてやる!」という気概も感じられない。うーん、どうしていけばいいのか、私にも今ひとつ分からず、ただ長い夏休みを過ごしてしまっている。練習試合がカンフル剤になるかと思ったが、今日の練習を見ているとそうでもなさそう。週末が心配です。

夏休みの練習、OBの方々が来て下さる

今年から前期末試験を済ませてから夏休みに入ることになり、夏休みは8月からとなった。試験が明けて、いきなり暑い日ばかりで体調管理が難しく感じるが、時間としてはこちらが多く取れる。9月の大会にどうでるか、楽しみでもあり、不安でもある。

8月16日には、OBである日下さんと長川くんが練習を見に来てくれた。最後に一言をお願いすると、長川くんは、「OBとして遊びにこれるように、楽しくやって下さい。」と一言。日下さんは、「声だそうとしている子がいるんだからそれに応えてあげよう。」と一言をくれた。どちらも、今の部活の問題点を鋭く指摘したよい点ではないかと思った。

前者の表面だけを取ると、楽しく遊べばいいや、と理解する人がいるかもしれないけれど、そんな部活にOBになって戻って来たいとは思わないだろう。やっぱりきちんと練習して、テニスが楽しいと思える部活に戻ってきたいものだと思う。後者は、声も出さずにしれーっとやっても、活気もないし、何より楽しくもない。

二人には本当に感謝です。また遊びに来てくださいね。

近畿地区高専大会終わる

台風が通過すると言われる時期に大会が開催されました。幸い舞鶴は近畿でも北の端で、台風の影響が少ないところでしたので、実施上問題はありませんでした。とは言え、結構な雨に降られてはおりましたが。

結果は以下の通り。
男子団体予選リーグ
明石 1-2○神戸
明石○2-1 和歌山
明石 1-2 舞鶴
得失セット数により、2位が和歌山、3位明石、4位舞鶴となり、明石の予選通過はならず。

女子個人
予選リーグ通過ならず。近大の壁は厚い、厚い、厚すぎる。

男子個人
予選リーグ通過2ペア(岡村・榮永、宗吉・鈴木)
決勝トーナメント
ベスト8獲り
宗吉・鈴木 3-4○神戸高専
ベスト4獲り
岡村・榮永 3-4○近大高専

と、結果だけ書くと、「なんかそんな悪くないんちゃうん?」って感じかもしれませんが、ゲームに向かう姿勢、それまでの準備、前日の準備などなど、もろもろが非常に悪かったです。

部活自体のあり方を本当に考えないと、部活というよりサークルという様相を呈してきています。サークルでよい、というのであれば、そうなのかもしれませんが。部活として、大会に出て、頑張りたいと思っている学生が少しでもいてくれれば、その学生のためにサポートをしたいと私は思っています。

高専大会組み合わせ決まる

今年の近畿地区高専大会は舞鶴で開催されます。組み合わせ抽選があり、決定しました。

団体は、神戸、舞鶴、和歌山とのリーグとなりました。もう一つのリーグは近大、大阪、奈良のリーグです。それぞれの1位、2位が決勝トーナメントに進出します。

昨年の様子を思い返すと、神戸が安定して強いですし、舞鶴にも強い1年生がいた覚えが…。結構苦しいリーグです。なんとか1位で抜けたいところです。

個人戦は、どこで近大と当たるか、というところが問題かもしれませんが、やっぱり神戸や舞鶴の強いペアとの対戦が厳しいところかも。

ちょっとでもいいから刺激を受けて、持って帰ってもらえるといいのになぁ、と出発前から願っている次第です。

県大会(男子団体)結果

終わってからずいぶんと時間が経っていますが、県大会の結果を。

龍野2-1明石高専

という結果で、一回戦敗退。二回戦の神戸高専に至る前に敗れてしまいました。

相手の一番手は正直ウチよりも強かったとは思いましたが、二番、三番とは少なくとも競ることはできたと思ったのですが…。1-1で迎えた三番勝負では、糸が切れたようになすすべなく敗れてしまいました。

チームとして若いのは仕方がないとしても、まだまだ練習不足だなぁというのを痛感しました。あるいは練習の中での厳しさが足りないなぁということだと思います。

高専だから…」と言えばそれで済むものでもないし、それであれば、高体連の大会に出ることもない訳で…。複雑な思いが交錯します。

高専大会メンバー決定

12日と19日の二週を使って、近畿地区高専大会のメンバー選考が行われました。結果、男子5ペアが決定しました。団体戦は4ペア登録なので、1本が個人のみの登録となりますが、明石高専の代表として頑張ってほしいと思います。

今年は久しぶりに1年生がメンバー入りするという状況で、1~5年までが全ているという面白いチームかもしれません。経験を持ち帰って、生かして欲しいと思います。

今年も近大高専の壁が立ちはだかると思います。また、神戸はいつも安定して強いですし、舞鶴は昨年面白そうなペアがいましたし、しんどい大会になるとは思います。

練習への姿勢

現在の部活は、3年生のキャプテンと副キャプテンが切り盛りしていて、頑張っているのですが、その檄を1、2年生はうっとおしがっているようで、あまり良い状況ではありません。

こうした状況についてどう思う?と、ある4、5年生に尋ねてみると、「オレ、今の精神状態で低学年に戻ったらめっちゃ頑張れる」というコメントが。このコメントには、年月を経て、ソフトテニスの楽しさ、楽しさを得るための練習の重要性を知った、というところが表れているのではないでしょうか。すごく含蓄のあることばだと思いました。

私も幾度となく、今の気持ちや気合を持って、部活の時代や大学の学部時代に戻りたいと思ったことか…。

今の低学年には、こうした年上の学生の言葉を染み込ませて、練習に取り組んで欲しいなぁと切に願います。「戻りたいなぁ」と必ずと言っていいほど思うとは思いますが、「めっちゃ一生懸命だったあの頃に戻りたいなぁ」と思ってもらうといいなぁ。

練習試合

昨日は、明石高校、加古川西高校、姫路工業という、団体でも個人でも県大会に出場を決めている学校をお迎えして練習試合をしました。

ウチは環境を提供するだけなのですが、そうした力のあるチームと練習試合をさせて頂くことで、有形無形の勉強をさせて頂けました。

技術的にはもちろんで、ファーストサーブの確率やコース、レシーブの厳しさなど、一つ一つに意図が感じられて、「来た球を返すだけ」のウチのプレーとは大きく違いました。

そのほかでも、試合へ向かう姿勢や、態度など、多くの点を学びました。ウチの学生がそれを学んだかどうかが問題なのですが…。それでも、なんらかの刺激にはなったのではないかと期待しています。

練習メニューへのリクエストなども徐々に増えてはきています。個人の趣味嗜好に走らず、全体を高所大所から見ていると思われるメニューはどんどん取り入れていきたいと思います。だた、昨日もみんなに話をしましたが、一本打ちや乱打でも、気持ち一つで相当のメニューになること、忘れないで欲しいです。本やビデオからメニューを取っても、必ずうまくいくとは限りませんので。…、英語教育でも一緒かぁ…。

OB会

明石高専ソフトテニス部では、毎年OB会があって、卒業生が現役生と試合をして交流をします。今年は例年になく多くの卒業生が来てくれました。

私はまだここでの勤務が浅いので、知らない卒業生がたくさんいたのですが、みんな明石高専ソフトテニスが好きな方ばかりでした。たくさんの助言を現役生に下さいました。ありがとうございました。

顧問の挨拶で私は、現状を「ここ数年のだらけた、というかサークル的なノリのあった集団から、部活という集団への移行を少しずつ図っている段階」と表現しました。キャプテン、副キャプテンを中心に、そうした変化を遂げようと頑張ってくれています。私自身も、こうした変化を受け入れ、促していきたいと思っています。

思えば、着任当時に、自分の思い描いていた高校時代の部活の様子と目の前の集団の考え方の違いに大いに悩んでいました。今もそうした悩みは尽きませんが、上に書いたような変化を起こしたい、と学生自身が言い出してくれたことが何よりの変化だと思います。その言葉を聞いた時は本当にうれしかったです。