ボチボチ

無事に日本を発ちオークランドへ向かった学生が、3週間弱のステイを終えてボチボチ帰ってくる。引率の先生の途中経過をメールで読む上では、結構充実して楽しく過ごしている模様。

昨年度からの改善点も比較的いい面として現れているようだった。

さて、これで2回オークランドに行った訳だが、今後どうなるだろうか…。継続かそれとも場所変更か?プログラム自体の見直しか?個人的には継続して欲しいし、建築系だったりすると何か学部単位などでの交流なんかも図れそうだし、学校間交流を視野に入れてもいいのになぁと漠然と思ったりもする。

最終オリエンテーション

今日で学校の試験が終り、いよいよほぼ1週間後に出発となる。

最後のオリエンテーションが行われた。今日はホストファミリーに関する情報が提示され、自分がどこに行くのか、が少しはっきりし始める。これからいろんなことに思いをはせるのだろう。

昨年私がステイさせてもらった家の近くにステイする学生がいたり、バスでの通学が楽しそうなところにステイするものがいたりと楽しそうである。

午前のクラスはmixedになるし、前回からの改善点も楽しみ。工学部での授業はどうなるのかなぁ、工場見学はどうなるのかなぁと、いろんなことに私が思いをはせていたりして…(笑)。

あー、自分が行きたかったなぁ(笑)。でも、今回はネイティブの引率で、常に英語であることが求められる好ましい状況にある。これってすごく幸せなことだよなぁ。

2008年になってました

もう年も明けて、1月も終わろうかという時の投稿ですが、これまでの経過を。

ホームステイプログラム
オリエンテーションを1月頭に行い、そこでは全般的な話をして頂いた。みな一様に、これからのホームステイが楽しみな様子。2月の学年末試験後にある最終オリエンテーションを残すのみ、となった。いいなぁ。今回は私は引率ではないので、うらやましいばかり。

部活
私は基本的に平日は行けていない。学生は平日は適当にやっているもよう。女子は4人がコンスタントに来ているそうだが、ボールは扱わず、もっぱら縄跳びをしている模様…(苦笑)。でも、何もしないよりはましかと。

男子のやる気はさっぱりないようで、土曜日の参加率を見ても、まったく。せめてペアを連れてきてやってほしいと思うのだが、ペアに働きかけるつもりはないようで…。もったいないなぁ。

春に向けて、今やるべきことがたくさんあるのになぁと思いながら。寒い、天気が悪い、と言い訳ばかりで何もしない。

オリエンテーション

次回のホームステイプログラムは実は動き出していて、10月に保護者説明会、その後参加者が確定し、オリエンテーションを重ねている。

19日には私の担当が回ってきて、「ニュージーランドの基礎知識」という感じのお話をさせてもらった。昨年度にも行った話ではあるが、今回はパワポで説明を加えつつ、視覚や聴覚にも訴える感じでやってみた。

ニュージーランド英語の特徴や語彙・表現などについて話していると、学生も「へぇ」とか「笑」とか、いろいろと反応している。積極的な発言などはなかったが、それでも「へぇ、こんな音が聞こえてくるのか」とか、「こんなセリフが飛び交うんだな」と思ってくれたら私の担当は成功だと思う。後は実地で経験して欲しい。

ホームステイは今年も続くか…!?

3月にオークランドに行った学生さんのアンケート結果や会話の中でのコメントなどを見たり聞いたりしていると、概ね好意的に受け取られているのかなぁという感触を得ています。

もちろん、問題点としてはさまざまな点が上がっていますので、それらを解消することが次へつながるステップとなることは間違いありません。ステイ先から学校までの交通とか、授業のレベルや内容なども、相手学校と相談して改善していく必要があります。

個人的には、いい場所だし、続けてもらえると嬉しいなぁとは思っていますが、学校はどう思っているのかなぁ? 公私混同なんだろうか?? ま、その辺が今後議論されるはず…なので、それを待ちたいと思います。

食べ物

ホームステイ先での食べ物にはいろいろあったようで、家庭の出身によって、ジャガイモ主体の料理が出たり、カレーが出たりしていたようでした。

100万都市であるオークランドは移民の多い街で、3人に1人は移民であるとも言われているそうです。そのせいもあってか、街にはいろんな国のお店が出ていました。

最終日には、学生さん数人と、アジア料理のフードコートへ行きました。タイ、マレーシア、台湾、香港、韓国、日本、インド、と多種多様な料理が結構安く食べられるのでお勧めです。

今回の研修では、大半の学生がステイ先からサンドイッチなどのpacked lunchをもらっていたので、語学学校内に留まって食べていましたが、大学のフードコートにも結構いろんな種類の食べ物屋が入っていましたので、その辺を試すことができればよかったのになぁ、とこれまた次への課題かなぁと考えています。

大学構内

大学の構内について、今回の反省を。

今回の研修では、ホームステイ先が遠く、バスでの送り迎えが基本でした。そのため、ELAのあるSymonds St.の上の方から、徒歩で10分ほどのキャンパスまで、十分な時間がなければ行けませんでした。

大学のキャンパス、とは言っても、街の中に溶け込んでいるようなキャンパスなので、どこからどこまで、と区切りが分かりにくいものになっています。

キャンパス内には、食堂と併設された広場のようなquad、コンピュータ施設や大学の本屋(UBS)、薬局(Campus Pharmacy)、銀行などが入ったKate Edger Information Commons、図書館、そしてシンボル的な時計台などがあります。各学部はそれらを取り巻くように周りに点在しています。

また、隣にはAlbert Parkという公園もあり、授業の空き時間を芝生の上でゆっくり過ごしたり、木陰で読書などをしている光景が目に入ります。

今回の研修中も、どんどんと積極的に見に行って、オークランド大の学生会の人たちと話をしたり、キャンパスを散策した学生もいました。

次回は(あれば、ですが)、もっと多くの学生に、こうした光景を目にして欲しいし、その中に入っていって欲しいなぁと思います。

オークランドの交通機関

オークランドの交通機関について少し覚え書き。

バスと電車があるのですが、バスが主力の公共交通機関です。電車は、最近はだいぶ良くなったと聞きますが、まだまだ本数が多い訳でもなく、便利というほどではありません。今回の研修中は、学生の方がたくさん電車に乗って、そのシステムを理解したと思います。実は電車には乗ったことがありません…。

バスは街中は結構頻繁に走っています。どのバスがどのルートに停まるのか、いくらで、どうやって乗るのか、といったことを理解しておけば、結構便利かと思います。乗った場所から降りるところまでの距離で値段が変わるステージ制を取っていたり、バス停で自分のバスだと思ったら手をあげないと停まってくれなかったり、といったところでしょうか。

また、街の中心部をぐるぐる回る無料のCity Circuitや、一定料金(NZ$1.60)で街の観光ポイントをまわるThe Linkなどもあり、これらの活用なども街歩きには便利でしょう。

振り返り(その4)


4月に入ってしまいましたが、振り返りを。

工学部の見学をしました。その時にうかがった話なのですが、工学部は留学生の入学において最も英語の水準を高く設定しているそうです。最初はなんとなく意外に思ったのですが、冷静に考えると、さまざまな機械を使う上で、コミュニケーションがきちんとできていないと操作を誤ってしまうことは怪我や下手をすると人の命にかかわることになってしまうかもしれない訳です。納得。

振り返り(その3)


授業についての振り返りを少し。

私自身は最初の2日間と学校外での活動においては学生と行動を共にしましたが、それ以外では一緒にはいませんでした。ですので、その限られた部分での振り返りです。

クラスがウチの学生を2つに分割したクローズドの編成だったので、どうしても日本語や以心伝心で甘えてしまう傾向は強いようでした。また、電子辞書の活躍ぶりが激しく、向こうの先生はクラスに辞書を持ち込んで、電子辞書から離れるように努力されていました。電子辞書に入り込んで指示を聞かない学生がちらほら、ということで、クラスルームマネジメントの一環だそうです。

活動内容は、ペアワークやグループワークを中心として、全般的な能力の向上を図っているgeneral Englishでした。本校でもネイティブの先生がやられている感じの授業と言えば分かるのかもしれません。実際、学生からも、似ているとの意見を聞きました。