無事に帰国


24日の朝、集まった学生の表情は晴れ晴れとしているものもいれば、悲しそうな表情を浮かべていたもの、さらには涙を浮かべていたもの、とさまざまでした。3週間の研修を終え、家族との別れを惜しんでいました。

「経験」は本当に大きなもので、等価交換はできないものです。「お金を払ったから、それと等価の何かと交換できるはず。」という考え方で、ホームステイや海外研修は捉えてはいけないと思います。英語力が劇的に上がるとか、何かがとんでもなくうまくなるとか、ってことはそうは起こりません。今回の通じなかったもどかしい「経験」や、通じたときの喜びの「経験」が、何よりの今後の力の推進力となるはずですから。

およそ24時間まるまるの旅を終え、25日朝に無事に全員が関空に着きました。それぞれの「経験」を持って帰って、いろんな形でそれが芽吹いてくれれば、これ以上うれしいことはありません。