明石高専ソフトテニス部では、毎年OB会があって、卒業生が現役生と試合をして交流をします。今年は例年になく多くの卒業生が来てくれました。
私はまだここでの勤務が浅いので、知らない卒業生がたくさんいたのですが、みんな明石高専とソフトテニスが好きな方ばかりでした。たくさんの助言を現役生に下さいました。ありがとうございました。
顧問の挨拶で私は、現状を「ここ数年のだらけた、というかサークル的なノリのあった集団から、部活という集団への移行を少しずつ図っている段階」と表現しました。キャプテン、副キャプテンを中心に、そうした変化を遂げようと頑張ってくれています。私自身も、こうした変化を受け入れ、促していきたいと思っています。
思えば、着任当時に、自分の思い描いていた高校時代の部活の様子と目の前の集団の考え方の違いに大いに悩んでいました。今もそうした悩みは尽きませんが、上に書いたような変化を起こしたい、と学生自身が言い出してくれたことが何よりの変化だと思います。その言葉を聞いた時は本当にうれしかったです。