部活動的スピーチコンテスト

スピーチコンテストが高専であった。本校からも近畿地区予選に出場し、その後予選を通過した学生が全国へ進出、16人中で2位に入賞するといううれしいニュースがあった。

近畿地区の時からそうだったけど、参加する学生さんの真剣さ、そして指導する教員の熱心さ(私も少しだけ指導の側に携われたのは本当に幸せ)が、ここ最近停滞している部活動と対比して、部活動的だなぁと沁みた。

好きで参加しようと思って、上手くなりたいと思って練習に取り組む、大会では自分の持てる力を出し切り、あるいは十分にできなかったら悔しく思い、そして更にうまくなりたいと思いを新たにする。こんなサイクルがちゃんと見えた。そして、練習を通して劇的に変化を遂げる学生を目の当たりにして、本当にうれしくなった。

部活ってこうであるべきなんだろうなぁ、と。

2008年になってました

もう年も明けて、1月も終わろうかという時の投稿ですが、これまでの経過を。

ホームステイプログラム
オリエンテーションを1月頭に行い、そこでは全般的な話をして頂いた。みな一様に、これからのホームステイが楽しみな様子。2月の学年末試験後にある最終オリエンテーションを残すのみ、となった。いいなぁ。今回は私は引率ではないので、うらやましいばかり。

部活
私は基本的に平日は行けていない。学生は平日は適当にやっているもよう。女子は4人がコンスタントに来ているそうだが、ボールは扱わず、もっぱら縄跳びをしている模様…(苦笑)。でも、何もしないよりはましかと。

男子のやる気はさっぱりないようで、土曜日の参加率を見ても、まったく。せめてペアを連れてきてやってほしいと思うのだが、ペアに働きかけるつもりはないようで…。もったいないなぁ。

春に向けて、今やるべきことがたくさんあるのになぁと思いながら。寒い、天気が悪い、と言い訳ばかりで何もしない。

オリエンテーション

次回のホームステイプログラムは実は動き出していて、10月に保護者説明会、その後参加者が確定し、オリエンテーションを重ねている。

19日には私の担当が回ってきて、「ニュージーランドの基礎知識」という感じのお話をさせてもらった。昨年度にも行った話ではあるが、今回はパワポで説明を加えつつ、視覚や聴覚にも訴える感じでやってみた。

ニュージーランド英語の特徴や語彙・表現などについて話していると、学生も「へぇ」とか「笑」とか、いろいろと反応している。積極的な発言などはなかったが、それでも「へぇ、こんな音が聞こえてくるのか」とか、「こんなセリフが飛び交うんだな」と思ってくれたら私の担当は成功だと思う。後は実地で経験して欲しい。

東播地区冬季研修大会

優勝すれば兵庫県インドア大会に出場することができる大会。12月にある数少ない大会の一つ。

予選は3チームリーグ。本校からの出場3ペアは全て予選リーグ敗退。…練習してないから勝てないのは当たり前ではあるのだけど…。

本校の大将は、東播地区の1年生選抜に選ばれたそれなりに強いペア、のはずだったけど、予選リーグでは勝ち残ろうという意志が一つも見えないまま、惨敗しました。

「君らは明石高専だけのペアではなくなった。今や東播地区の代表となったペアなのだ。」

とは、東播地区支部長の先生から掛けられた彼らへのメッセージだったのだが、今日の彼らは代表とは程遠い状態だった。

私は、というと、確かに別の仕事を言い訳に部活をおろそかにしてしまっていた。素直に反省である。代表を抱える部活の顧問としては、代表を更なる高みへと導けないといけないのだろうと思う。

ずいぶんと時間が経ってしまいましたが…

前回の投稿からずいぶんと時間が経ってしまいましたが、報告を。

地区大会の団体戦は、前の投稿の通り、全く気概を感じない試合の連続でした。それでも1日目は持って、リーグを2位通過したものの、翌日のリーグでは全くだめで、県大会には出場ならず。チームとしての弱さを露呈しておりました。

11月2日に行われた県新人戦は、相生高校との対戦で1-4で敗れてしまいました。相手は小学校時代からソフトテニスをやっていたいわゆる「ジュニア」なのですが、しかも小学校の全国大会で優勝してた…。確かにストロークは並ではなかったです。

それでも、その相生高校を一つ上にいた明石のペアがきっちりつぶしていたのはやはり2年生の貫禄でしょうか。結局16まで行って、近畿を決めたようで。

間に練習試合なども入れたのですが、カンフル剤にはあまりならず、停滞しています。私自身もバタバタしていて、顔を出せておらず、偉そうなことは言えない状態。もっときちんと顔を出して、様子を見ておかないと、と反省しています。

2007.10.16(広大英語教育学会設立総会@広島大学の備忘録)

いちいちこんなことを備忘録に残さなくてもいいのかもしれないけど、以前「広大英語教育学会が一応の幕を閉じ、区切りを迎えた」という備忘録を書いたので、その後の話ということで、ここに記録しておくことにします。
<簡単な背景>
広大の教育学部と学校教育学部が統合した。それで、それぞれが持っていた学会を統合させよう、という話になった。統合の際、『同窓会組織』を強調して、現在の学科名を反映させて、「広大英語文化教育学会」とする、となった。
「英語教育」の名が消えたこと、同窓会組織であること、から、このままではいかんのではないか、という声が上がった。また、「英語文化教育学会」の方も動きが全くない。そこで、「広大英語教育学会」を復活させようではないか、との声が上がった訳である。
広島大学英語教育学会 設立総会>
ということで、広大英語教育学会が学術組織として新たなスタートを切ることに賛同した有志での設立総会が13日の午前中にあった。参加は20数名だった が、入会希望者は100人程度と結構な数にのぼった。発起人代表の人徳もさることながら、その趣意を十分にくんで、入会を希望されたのだと思うとすごい なぁと感じる。
今日は会則の提案と承認を行った。そこでは、香川大の竹中先生が、非常に細やかな指摘を数多くなさり、凄さを改めて感じ る。会則一つとっても学会を運営することの重要性を再確認させられる。院生の頃は(今でもそうかもしれないけど)、総会なんて、行っても行かなくても一 緒、って思ってたからなぁ…。
続いて、松村先生の講話があった。お話の中では、広大英語教育学会がどのように立ち上がり、そしてどのような歴史をたどっ たのかに触れられた。今日、ここに来ていた先生方や学生さんは、松村先生が垣田先生たちと黒板の前で写真を撮ったのと同じような瞬間に立ち会ったというこ とだろう(言いすぎ?)。
自分なんかがいてもいなくても一緒だろうとは思ったが、あの空気の中にいることはとても重要な気はした。「ちゃんと教育実践・研究をしたい」が共通理念なんだな、と改めて。
お昼ごはんを食べつつ、事業内容の提案などを聞く。JACETがやってるセミナーのようなものや、関西英語教育学会がやっ ている卒論・修論発表会などのアイデアがでる。その中の一つに、「オンライン特研」があった。これは絶対恐いと思う。モニターの前で泣くこと必至だろう なぁ…。
私自身は、いわゆる「高外や教英の古きよき時代の人間」ではない。院生の質の低下が嘆かれた時代の人間なので、非常につら い。少しだけだけど、学部4年ごろから修士ごろに、「古きよき時代の人間」の様子を見ることができた。そういう意味では、自分の質の低さには自覚的である と思うし、どうあったらいいのかについては、ある程度理解できているつもりである。だからこそ、今回の学会設立に賛同したし、総会にも出席したということ で…。
何ができるか分からないけど、頑張ってみたいと思う。漠たる感想で申し訳ないけど。
広島大学英語文化教育学会 (未)設立総会>
午後の方は、同窓会組織の設立総会…にしたかったみたいだけど、つまづいた。総会自体が成立しなかったから。
というのも、ルール違反が多すぎたから。学部生にとっては、「何をやってるの?」って空気だったろうけど…。会則の了承が終わってから理事やら会長やらが決まるのに、理事が会則を決めて、理事が持って帰って練り直すってのは誰の目にも明らかなルール違反なんだけどなぁ。
賛同する人だけ入ればいい、って卒業生や修了生がみんな入る同窓会組織である訳だから、そこでも矛盾が出てたり。
物事には順番や筋があって、それを通さなかったらいけんよぉってことだと思う。ホントそれだけ。
でも、シンポジウムでは、「同窓会から学術へ」と何度も繰り返しておられたのが不思議に思った。同窓会組織から学術組織に鞍替えを考えてるのだろうか?
「純然たる同窓会組織で、年に一回OB・OG会がありますよ、その時に教育実践に役立つシンポなんかもありますよ」で十分 だと思うんだけどなぁ。最近ホームカミングデーとか設定している大学も多いし、そういうことを円滑に進める組織として、一つの重要な機能は果たせると思う けどなぁ、と。
むきになる意味がよく分らん。外部の方々にとってはお家騒動ってとこなんだろうなぁ。お恥ずかしい。
(16.10.2007)

個人戦終了

天気が心配されましたが、なんとか男女とも終了しました。

結果から言えば、個人戦は、1年生のペアがベスト16に入り県大会出場を決めました。入ったゾーンが良かったこともあり、なんとかシードを倒すことができました。

下の記事に、「抜けてやる」という気概が感じられないと書きました。これについては、実は県に抜けた今も意見として変わっていません。抜けたペアは中学校の時から結構実力があり、現在はその貯金を使ってやっている、という感じだからです。

前日は天気が朝まで悪く、小雨がちでした。それでも練習中止の連絡はまわさず、通常通りで私はコートに出ました。待てどくらせど学生は来ず、最終的に集まったのは6人…。明日の試合には12人が出るのに、です。

それでは負けて当然だと思いました。なんとも言えず脱力しました。

10月に入ってからは団体戦もあるのになぁ…

9月に入り…

一般の高校は二学期、あるいは前期の終わりってとこだろうが、本校は今年から前期を8月頭まで実施したこともあり、まだ休み中。で、東播地区新人戦は休み中に迎えることができる。これは非常に恵まれているようにも思うのだけど…。

ドロー会議も終わり、対戦相手も決まった。後はコンディションを整えて当日を迎えるのみ、なのだが。

さて、今回はどうなるか。春は団体でギリギリで県を決めた次の日の個人では全滅だった。秋はまず個人があって、10月に団体がある。この辺の違いが変化を与えるか?

正直言って、県大会に抜けるだけの練習はしていない。「抜けてやる!」という気概も感じられない。うーん、どうしていけばいいのか、私にも今ひとつ分からず、ただ長い夏休みを過ごしてしまっている。練習試合がカンフル剤になるかと思ったが、今日の練習を見ているとそうでもなさそう。週末が心配です。

夏休みの練習、OBの方々が来て下さる

今年から前期末試験を済ませてから夏休みに入ることになり、夏休みは8月からとなった。試験が明けて、いきなり暑い日ばかりで体調管理が難しく感じるが、時間としてはこちらが多く取れる。9月の大会にどうでるか、楽しみでもあり、不安でもある。

8月16日には、OBである日下さんと長川くんが練習を見に来てくれた。最後に一言をお願いすると、長川くんは、「OBとして遊びにこれるように、楽しくやって下さい。」と一言。日下さんは、「声だそうとしている子がいるんだからそれに応えてあげよう。」と一言をくれた。どちらも、今の部活の問題点を鋭く指摘したよい点ではないかと思った。

前者の表面だけを取ると、楽しく遊べばいいや、と理解する人がいるかもしれないけれど、そんな部活にOBになって戻って来たいとは思わないだろう。やっぱりきちんと練習して、テニスが楽しいと思える部活に戻ってきたいものだと思う。後者は、声も出さずにしれーっとやっても、活気もないし、何より楽しくもない。

二人には本当に感謝です。また遊びに来てくださいね。

近畿地区高専大会終わる

台風が通過すると言われる時期に大会が開催されました。幸い舞鶴は近畿でも北の端で、台風の影響が少ないところでしたので、実施上問題はありませんでした。とは言え、結構な雨に降られてはおりましたが。

結果は以下の通り。
男子団体予選リーグ
明石 1-2○神戸
明石○2-1 和歌山
明石 1-2 舞鶴
得失セット数により、2位が和歌山、3位明石、4位舞鶴となり、明石の予選通過はならず。

女子個人
予選リーグ通過ならず。近大の壁は厚い、厚い、厚すぎる。

男子個人
予選リーグ通過2ペア(岡村・榮永、宗吉・鈴木)
決勝トーナメント
ベスト8獲り
宗吉・鈴木 3-4○神戸高専
ベスト4獲り
岡村・榮永 3-4○近大高専

と、結果だけ書くと、「なんかそんな悪くないんちゃうん?」って感じかもしれませんが、ゲームに向かう姿勢、それまでの準備、前日の準備などなど、もろもろが非常に悪かったです。

部活自体のあり方を本当に考えないと、部活というよりサークルという様相を呈してきています。サークルでよい、というのであれば、そうなのかもしれませんが。部活として、大会に出て、頑張りたいと思っている学生が少しでもいてくれれば、その学生のためにサポートをしたいと私は思っています。