工学部の見学をしました。その時にうかがった話なのですが、工学部は留学生の入学において最も英語の水準を高く設定しているそうです。最初はなんとなく意外に思ったのですが、冷静に考えると、さまざまな機械を使う上で、コミュニケーションがきちんとできていないと操作を誤ってしまうことは怪我や下手をすると人の命にかかわることになってしまうかもしれない訳です。納得。
投稿者: otamayuzak
振り返り(その3)
私自身は最初の2日間と学校外での活動においては学生と行動を共にしましたが、それ以外では一緒にはいませんでした。ですので、その限られた部分での振り返りです。
クラスがウチの学生を2つに分割したクローズドの編成だったので、どうしても日本語や以心伝心で甘えてしまう傾向は強いようでした。また、電子辞書の活躍ぶりが激しく、向こうの先生はクラスに辞書を持ち込んで、電子辞書から離れるように努力されていました。電子辞書に入り込んで指示を聞かない学生がちらほら、ということで、クラスルームマネジメントの一環だそうです。
活動内容は、ペアワークやグループワークを中心として、全般的な能力の向上を図っているgeneral Englishでした。本校でもネイティブの先生がやられている感じの授業と言えば分かるのかもしれません。実際、学生からも、似ているとの意見を聞きました。
振り返り(その2)
振り返り(その1)
無事に帰国
24日の朝、集まった学生の表情は晴れ晴れとしているものもいれば、悲しそうな表情を浮かべていたもの、さらには涙を浮かべていたもの、とさまざまでした。3週間の研修を終え、家族との別れを惜しんでいました。
「経験」は本当に大きなもので、等価交換はできないものです。「お金を払ったから、それと等価の何かと交換できるはず。」という考え方で、ホームステイや海外研修は捉えてはいけないと思います。英語力が劇的に上がるとか、何かがとんでもなくうまくなるとか、ってことはそうは起こりません。今回の通じなかったもどかしい「経験」や、通じたときの喜びの「経験」が、何よりの今後の力の推進力となるはずですから。
およそ24時間まるまるの旅を終え、25日朝に無事に全員が関空に着きました。それぞれの「経験」を持って帰って、いろんな形でそれが芽吹いてくれれば、これ以上うれしいことはありません。
ELA最終日
Presentation
インドネシアのcultural event
工学部の教授の授業
今日は午後から工学部から教授が来てくださり、講義を受けました。内容は基礎的なもののようでした(って専門外のことは分からないものですね…)。素人の私でも、話の筋は追えたので、非常に分かりやすく話して下さいました。
とは言え、学生にとっては英語での講義、大変だったようです。プログラミングのことだったので電気の学生にとっては内容面では大丈夫だったようです。ちょっと他学科の学生にはつらかったかなぁ。
私はその後、大学の協定やグループ協定などを手がける方と今後のことについて話をする機会を得ました。ここでは私が学生以上に冷や汗もので、話をあっぷあっぷでしました。今回のようなプログラムがよりよいものになって今後も続くといいなぁと思って話をしましたが、うまく伝わったのかなぁ?
工場見学
学校からバスで10分ほどの近いところに、ニュージーランドで一番大きなビール工場があります。Lion Breweryというところで、スタインラガーやライオンレッドといったビールを作っているところです。ビール自体の歴史からニュージーランドにビール工場ができるまでの歴史を簡単に振り返った後、工場の中へ進みました。工業系の学生、ということで(?)、ビールが缶や瓶に詰められた後に箱詰めされるところを中心に見ました。
大人なら最後にできたビールの試飲があるのですが、未成年がほとんどなので、コーラとスプライトで我慢…(っていうか我慢したのは私?)。学校から外に出ただけで、学生の雰囲気も変わるもので、元気そのものでした。