振り返り(その3)


授業についての振り返りを少し。

私自身は最初の2日間と学校外での活動においては学生と行動を共にしましたが、それ以外では一緒にはいませんでした。ですので、その限られた部分での振り返りです。

クラスがウチの学生を2つに分割したクローズドの編成だったので、どうしても日本語や以心伝心で甘えてしまう傾向は強いようでした。また、電子辞書の活躍ぶりが激しく、向こうの先生はクラスに辞書を持ち込んで、電子辞書から離れるように努力されていました。電子辞書に入り込んで指示を聞かない学生がちらほら、ということで、クラスルームマネジメントの一環だそうです。

活動内容は、ペアワークやグループワークを中心として、全般的な能力の向上を図っているgeneral Englishでした。本校でもネイティブの先生がやられている感じの授業と言えば分かるのかもしれません。実際、学生からも、似ているとの意見を聞きました。

振り返り(その2)

今回参加した学生の数人は、ホストファミリーに日本食を作って振舞ったようです。ちらし寿司、巻き寿司、オムライス、などなど。日本からも食材を持ち込んだようで、入国の際はドキドキしておりました。「入国カードに素直に書いて、申告しなさい。英語の練習にもなるし。」というのが私の方針でしたが、実際は、declareのところに進む前に、簡単な質問があって、それに答えるとnothing to declareの方へ通されていたようでした。

写真は、私のステイ先の近くのスーパーNew Worldに置いてあった日本食材。よーく見ると、「あさげ」がひっくり返って陳列されてる…。

振り返り(その1)


無事に帰国したので、とりあえず振り返って思ったことなどを書いてみようかと。

到着当日は、ホストファミリーにそれぞれが引き取られていった瞬間は緊張でした。同じファーストネームが数人いたのですが、もっときちんと確認しとくべきだった…。こっちも緊張していたってことか。結果オーライなので、良しとする。

私のファミリーは以前にお世話になった先生でしたが、やっぱり緊張というか、なんかドキドキしました。初日は、ひとしきり話ができました。写真はステイ先の裏庭です。

無事に帰国


24日の朝、集まった学生の表情は晴れ晴れとしているものもいれば、悲しそうな表情を浮かべていたもの、さらには涙を浮かべていたもの、とさまざまでした。3週間の研修を終え、家族との別れを惜しんでいました。

「経験」は本当に大きなもので、等価交換はできないものです。「お金を払ったから、それと等価の何かと交換できるはず。」という考え方で、ホームステイや海外研修は捉えてはいけないと思います。英語力が劇的に上がるとか、何かがとんでもなくうまくなるとか、ってことはそうは起こりません。今回の通じなかったもどかしい「経験」や、通じたときの喜びの「経験」が、何よりの今後の力の推進力となるはずですから。

およそ24時間まるまるの旅を終え、25日朝に無事に全員が関空に着きました。それぞれの「経験」を持って帰って、いろんな形でそれが芽吹いてくれれば、これ以上うれしいことはありません。

ELA最終日


今日でELAでの研修は終わり、いよいよ明日には帰国の途につきます。

これまでに見てきた、触れてきた体験を、これからにつなげてくれればいいなぁと願っております。

Presentation


今日はプレゼンテーションの日です。2人あるいは3人のグループになって、各専門分野のプレゼンを行います。ポスターを作り、説明を行う、ということですが、果たしてうまくいきますか??

で、実際は、みんながんばってました。「おぉっ」と感心するようなプレゼンをしてくれたグループもあり、見ていてうれしかったです。

インドネシアのcultural event


えーっと、研修と関係のない投稿になりますが、とりあえず。21日の夜に、ウチのホストマザーのはからいで、インドネシア大使館主催の文化行事に参加することができました。

インドネシアの音楽の演奏や子供達による踊りなどを見ることができました。また、大使館主催ということで、ちょっとした社交場的な雰囲気も味わうことができました。

工学部の教授の授業

今日は午後から工学部から教授が来てくださり、講義を受けました。内容は基礎的なもののようでした(って専門外のことは分からないものですね…)。素人の私でも、話の筋は追えたので、非常に分かりやすく話して下さいました。

とは言え、学生にとっては英語での講義、大変だったようです。プログラミングのことだったので電気の学生にとっては内容面では大丈夫だったようです。ちょっと他学科の学生にはつらかったかなぁ。

私はその後、大学の協定やグループ協定などを手がける方と今後のことについて話をする機会を得ました。ここでは私が学生以上に冷や汗もので、話をあっぷあっぷでしました。今回のようなプログラムがよりよいものになって今後も続くといいなぁと思って話をしましたが、うまく伝わったのかなぁ?

工場見学


学校からバスで10分ほどの近いところに、ニュージーランドで一番大きなビール工場があります。Lion Breweryというところで、スタインラガーやライオンレッドといったビールを作っているところです。ビール自体の歴史からニュージーランドにビール工場ができるまでの歴史を簡単に振り返った後、工場の中へ進みました。工業系の学生、ということで(?)、ビールが缶や瓶に詰められた後に箱詰めされるところを中心に見ました。

大人なら最後にできたビールの試飲があるのですが、未成年がほとんどなので、コーラとスプライトで我慢…(っていうか我慢したのは私?)。学校から外に出ただけで、学生の雰囲気も変わるもので、元気そのものでした。

Motutapu Island


日曜日はうちのホストファーザーが関わっているモトゥタプ島での、環境保護活動のボランティアを手伝いました。うちの学生も4人が参加して、マレーシアからの学生やNZの人たちと交流しながら、ボランティア作業に汗を流しました。

たぶん島に出るのは初めてだろうし、トラックの荷台に乗って、作業場まで行ったり、羊をみて興奮したり(笑)、マレーシアの学生と写真を取り合ったり、楽しく過ごせていたようでよかったです。作業自体も、どうやらある程度はかどったようなので、よかったです。