入試

本日は入試、ってことで、受験生がたくさんいた…。帰りも終わったばかりの受験生がたくさんいた…。

私は監督とかはなかったので、先日のPEPの報告書をどう書くか、前年の報告書を読んで悩んでいたりした。

<読了>
田村明子. (2008). 『英語がうまくなる人 ならない人』. (生活人新書). 東京: NHK出版.
英語がうまくなる人、ならない人を筆者の経験からまとめたもの。これといった新しいものはないけれど、どれも「まぁそうだわなぁ」と思う要素。うまくなる人、へのきっかけ作り、動機付け、が教育に求められている部分でもあるんだろうけどなぁ、と。
留学してもその時間を無為に過ごしてしまっている人の描写にはうなづくところが多かったなぁ。その辺は、『留学で人生を棒に振る日本人』にも事例がいろいろと書かれていたけど、それでもなお「留学(ホームステイ)=英語ペラペラ」幻想が根強いからなぁ。

よい空気を作れるか?

シラバスをいじったり。後期の反省をどう組み入れていけるかなんぞを考えてみたり。

昼は定例会議。3月の予定などを確認。

帰りにチャイルドシート(ベビーシート?)を物色。ちょっとおっきくなると、えらく作りが簡単になるなぁと。3つぐらいの候補の中でさんざん悩んだ挙句、購入。今までのバックルタイプからインパクトシールドに変わるので、多少慣れるのに時間がかかるかなぁ。ぐずらないでね。

<読了>
本田哲也. (2009). 『戦略PR  空気をつくる。世論で売る。』. (アスキー新書). 東京: アスキーメディアワークス.
商品の広告を打つ前に、それを購入する「空気をつくる」。この人物が適任であると投票する「空気をつくる」。ということで、最初は情報操作とか扇動とかっていう、筆者が指摘するところの誤解をしていたのだけど、実際、こういう戦略っていろんなところにあるなぁと。製品や人間を売り込むだけでなくって、いろんな物事に関して説得力があるっていうことは、まず「空気」が醸成されている上でないとかなぁと考えた。学会発表しかり、論文しかり、授業もそうだろうか。敷衍し過ぎかな?

だめだめな月曜日

どうもだめだったなぁ。

大学院のシラバスを検討。後期の概論的なもののテキストに悩む。追試の成績処理なども。その他もろもろ。だけどグズグズ…。

帰ると心は今日は昼寝なしらしく、このまま食事、風呂となだれ込んで早めに寝かせる作戦に。作戦が功を奏し、9時前にはご就寝。

ということで、wowowアカデミー賞の再放送やってたのでそれを流しつつ、仕事や読書。

日本の作品2つが受賞したということで、大きなニュースになっているようだけど、『スラムドッグ$ミリオネア』の快進撃がすごい。ダニーボイル、ここんとこ当たってなかったから、うれしいだろうなぁ。観ないとなぁ。うつむきかげんでひたすらお世話になった人を挙げる様子がほほえましかった。

それにしてもアカデミー賞の中継、ひとつの番組としてしっかり見せるなぁと思いながら見てた。

キャンペーン中

土曜日。今日はPEP2の大半の学生がオーストラリアに飛び立った日。淡路での頑張りをそのまま持って行って欲しい。日本に残った学生も負けずに頑張って欲しい(淡路であれだけ出来た訳だから、日本に残っていても絶対出来る!)。

で、私はというと、博士課程後期の入試日なんだけど、後期は担当外なので、今日はお休み。奥さんの習い事日ということで、心とお留守番。

超夜型になった心の体内時計を昼型に戻すべく、午前に公園、午後に阪神電車を見に散歩、と活動を入れる。結果、少しだけましになったかなぁ、という程度。毎日振り回されております…(苦笑)。

日曜日。今日も心の体力を奪うぞキャンペーンで、三宮に出てボーネルンドで遊ばせてみた。結果、こっちが疲れた(泣)。

<読了>
田邉祐司、ティモシー・ライト. (2009). 『1日3分 脱「日本人英語」レッスン』. (朝日新書) 東京:朝日新聞出版.
『Asahi Weekly』の連載記事の新書化。表現や文法的知識はあるが、実際に使うと怪訝な表情をされる、やりとりがぎこちなくなる、と言った経験は多くの人があると思う。そうした知識は語用論に基づく知識が不足しているために起こると著者は述べており、その知識を「運用知」と名付けている。こうした運用知を必要とする事例を集めてネイティブの意見も含めながら解説しているものが本書。
作文を見てても、スピーチやプレゼンを聞いていても、何かがひっかかる、そんな時は往々にしてこの運用知に問題がある時ではないかなぁと思う。それって、うまく教育の俎上にのっけられないものかなぁ。こうした書籍を通して、自らの経験から、教員などがエピソード混じりに説明、ぐらいしか思いつかないんだけどねぇ。この辺、語用論的能力を育成する指導に向けての何かアイデアがあればいいなぁと、考えながら面白く読めました。

余韻たっぷり

昨日は帰りの三宮でフォローのために(!)ケーキを買って帰ると、奥さんがケーキを作ってくれてた…。ありがとうございました。

金曜日は前日の余韻がたっぷり。3日間の学生のがんばり、自分にできることって何か、とかいろいろと考えを巡らせてた。しかも心が寝なかった…。なんで就寝時間が4時やねん…。

ということで、午前会議、午後FD講演会、会議ってことで、うーん、しんどかったぁ。

PEP最終日

いよいよ最終日。朝食をぱぱっと摂って会場へ。準備など。もう何人か学生が来てて、舞台で練習してたりしてた。

5分プレゼンで5分程度の質疑応答の構成で、27人がこれを行うので一日仕事。

で、本番。

いやぁ、すごいねぇ。ホントよく頑張ってました。うまく言葉で表せないけど、「三日目やから最後が一番ええんちゃうん?」というのではなく、確実に力がついている、という感じでうまくなったなぁと。

もちろん言葉が飛んでしまったり、パワポがうまくでなかったり、というちょっとしたアクシデントというかトラブルはあったりしてけど、それを含めても全然よくなってたなぁと。そこが悔しいっていう気持ちが湧いたのであれば、それは新しい課題への意欲が出たってことで、成長のきっかけを得ている訳で。

これまでの二日間の練習ではあまり扱ってこなかった質疑応答も、臨機応変にうまく答えている人が多かったと思います。加藤先生の投げてくる変化球(!?)にもうまく対応していました(笑)。

最後には全員で行った評価の集計し、表彰式。賞をもらえなかった人には参加賞まで(!)。事務補佐の方々の優しさ、指導する先生方の熱心さ、何より学生自身の向上心、うまくかみ合ったプログラムだったなぁと。

うーん、褒めすぎ? でも、誇っていいプログラムだったんじゃないでしょうか。ほんのちょっとしか携われなかったことが残念で仕方ありません。でも、ほんのちょっとでも携われて幸せで仕方ありません。あ、また褒めた(笑)。

学生の成長ってあんまり目の当たりにするものではなかったり、卒業して何年も経ってからどうだった、ということが多いと思うのですが、成長や変化を目の当たりにできたのじゃないかなぁと思っています。その成長や変化に、ほんのわずかですけど、関わることができていたら幸せです。

ともかく、学生のみなさん、お疲れ様でした。

PEP二日目

眠い目をこすりつつ朝食を摂り、二日目に。

午前は二回目のプレゼンを録画し、午後から授業とtutorialへ。

昨日の一回目よりも着実に向上している。それでも満足している様子は見られない。いい、ホントにこのアツさがいい。

授業と言っても今回はそれぞれのプレゼンを改善するようにグループワークの形式に。講師やアシスタントの私が教え込むのではなく、学生同士で確認し合い、改善してゆくように意図的に指導しており、実際学生もお互いに思ったところを正直に伝えることができていたように思う。

私は講師のヘルプという感じで、ちょこちょこ入っていっては様子をうかがって意見を言ってみたり、尋ねられた疑問に私の見解を述べるという感じでいました。

いよいよ翌日は本番が待っており、原稿作成段階から暗唱、パフォーマンスとの連関という段階に移っている模様。声の出し方なども重要。部屋の横にあったテラスに出て、”nanopath!!”と叫んだり(笑)←参加者だけの内輪ネタだけど…。

夕食後のtutorialの際も、そばでいて、練習している学生の様子を見たりしてました。私が張り付いていない、別グループの学生2人のプレゼンを少し聞かせてもらって、想定質問を考えたり、発音チェックをしてみたり。

tutorialは一日目よりは早く終わったので、teaching sessionが終わったということで、沖原先生、加藤先生、八木先生と軽くお疲れさんで一杯。PEPに参加できてよかったなぁと改めて実感。

PEP一日目

朝起きると、パソコンのところに遅ればせながらのバレンタインのプレゼントが…。昨日、イライラしてごめん、奥さん…。そしてありがとう。

今日はPEPの一日目。電車を乗り継いで、バスに乗り換えて淡路島へ。電車で降りるところ間違えて、一つ前で降りてしまう(バカ)。

何とか無事に到着して、時間があったので、コンビニにお金をおろしに行ったら、遠い。しんどかった…。

ということで、PEPが始まる。初めての学生さんたちばかり。プレゼンを聞いて、まずその頑張りに驚く。準備や練習にも熱心に取り組み、私のようなone-shotの教員の言うことにも丁寧に耳を傾けてくれる。

夜遅くまでプレゼンの内容や構成を練っている。最後のtutorialが終わったのが午前2時過ぎ。アツイ学習、やっぱりどこかの段階で必要だと思いますよ。それを見ているこちらもアツくなれますし。

味噌

今日は奥さんの入ったサークル活動的なものについていく。味噌を仕込む、ということで。

で、奥さんが大豆をつぶしたり、麹と塩をまぜて、大豆と合わせて、タッパーに詰めている間、私は心と遊ぶ、遊ぶ、遊ぶ。

味噌ができるのは秋ぐらいとのこと。適当な重しがいるので、改修工事中のキャンパスをうろうろして、適当な石かブロックでも物色しようかなぁと(笑)。

遊びまくった心は夕方からお昼寝。その間、R-1グランプリを見たり、読書したり、昨日のセミナーについて思いを巡らせてみたり。