土曜日。今日はPEP2の大半の学生がオーストラリアに飛び立った日。淡路での頑張りをそのまま持って行って欲しい。日本に残った学生も負けずに頑張って欲しい(淡路であれだけ出来た訳だから、日本に残っていても絶対出来る!)。
で、私はというと、博士課程後期の入試日なんだけど、後期は担当外なので、今日はお休み。奥さんの習い事日ということで、心とお留守番。
超夜型になった心の体内時計を昼型に戻すべく、午前に公園、午後に阪神電車を見に散歩、と活動を入れる。結果、少しだけましになったかなぁ、という程度。毎日振り回されております…(苦笑)。
日曜日。今日も心の体力を奪うぞキャンペーンで、三宮に出てボーネルンドで遊ばせてみた。結果、こっちが疲れた(泣)。
<読了>
田邉祐司、ティモシー・ライト. (2009). 『1日3分 脱「日本人英語」レッスン』. (朝日新書) 東京:朝日新聞出版.
『Asahi Weekly』の連載記事の新書化。表現や文法的知識はあるが、実際に使うと怪訝な表情をされる、やりとりがぎこちなくなる、と言った経験は多くの人があると思う。そうした知識は語用論に基づく知識が不足しているために起こると著者は述べており、その知識を「運用知」と名付けている。こうした運用知を必要とする事例を集めてネイティブの意見も含めながら解説しているものが本書。
作文を見てても、スピーチやプレゼンを聞いていても、何かがひっかかる、そんな時は往々にしてこの運用知に問題がある時ではないかなぁと思う。それって、うまく教育の俎上にのっけられないものかなぁ。こうした書籍を通して、自らの経験から、教員などがエピソード混じりに説明、ぐらいしか思いつかないんだけどねぇ。この辺、語用論的能力を育成する指導に向けての何かアイデアがあればいいなぁと、考えながら面白く読めました。