また週報

26日(月)
科研の学内締め切り。書けん書けんと言い続けたけど、なんとか出す。でもギリギリまで計算ミスやらなんやらとバタバタ。田頭先生@広大、ご迷惑をおかけしました。

4コマ、リーディング。流れ自体はそこそこ確定しつつあるのだけど、やはり内容理解のチェックあたりで停滞する。ペアやグループでの活動に関してはそこそこ声が出ているようなので、これを地道に続けて欲しいなぁと思う。

27日(火)
2コマ、院講義。CLTに関する章。どうしても話が大きなところに行ってしまうので、CLT自体に話がなかなかいかない感じになってしまった。とは言え、議論というか話自体はいろいろとできたと思うので、そこはまぁ良しとしたい。

28日(水)
水曜日は1コマの授業なので、心の登園も早め。でも今日はグズグズ・・・。こちらが焦ってしまう。ヒヤヒヤしながらの登園&出勤。

1コマ、リーディング。電車の遅延もあったようで遅刻、欠席が多数。月曜と一緒で、内容理解のところでどうも沈滞ムードになるのが残念。もう少しやり方を考えないといけないなぁ。質問を作る予習という課題自体は非常に大変な作業なのだけど、ここもまだまだうまく行ってない感じ。その辺の流れやテンポ、あるいはやり方自体を改善したい。

2コマ、オーラル。前回から、クラス全体を包むよい雰囲気は維持されている。いいなぁ。今回は穴埋め部分が多くて、ディクテーションの確認時間が長引きちょっとダレてしまった。この辺は改善の余地があるなぁ。うーん、答え合わせをもっと簡略化してしまうか、それとも・・・。悩むところ。

音読、ペアでの音読を多くすること、リスニングも回数をしっかりとることで、入力をしっかりすることを狙う。それから、最後には自己表現の時間をもっと取れれば、それら入力をいかした形での表現へとつなげることができれば、という感じ。そう考えると、答え合わせはもっと簡略化してもよいのかなぁ。

29日(木)
ゼミ。Palmerをレヴュー。おぉ、Palmerが出てくるとは思わんかった。でも、これは沖原先生の助言によるもの。面白い角度からご指摘頂いたので、これは役得。

シャドーイングの研究はどちらかと言えば、そのメカニズム解明に比重が置かれている感があるけど、指導法として、練習法としてのシャドーイングをどう考えるか、という時には、Palmerの言うような練習の段階に位置づけてやることも面白いかもしれない。

ともかく教授実験できるといいなぁ、コンタクト取ってね、と言って終わる。

神戸市立森林

24日(土)
寒くなり過ぎない内になんとか外へ出たい、ということで、神戸市立森林植物園へ。広い芝生と大きな遊具があるということだったので行ってみた。六甲のグネグネ道を上がり、牧場を通り過ぎて、植物園到着。結構遠かった…。

普段と違った大きな遊具で、心は大興奮で、大いに遊んでいて、楽しそうでよかった。奥さんが弁当を作ってくれていたので、それを広げて昼食。外で食べると一段とうまい。

ご飯の後も、大きな遊具で遊ぶ遊ぶ。ちょっと天候を読み違えて、少し肌寒かったけど、こういう場所もあるのか、と一つ勉強になる。

帰りは逆側の鈴蘭台の方から山麓バイパスを抜けて新神戸に出て、途中クラッセで食料品などを調達して帰宅。

結構疲れたので、夕食はてくてく歩いて(心と奥さんは自転車で)、近所の十二間楼へ。近所にありながらここに来たことがなかった。なぜだろう、と話をしていたら、心が大きくなって食べれるようになったのは最近だもんなぁ、と。確かに。

夜中は科研が書けん…。はぁ。

25日(日)
科研が書けん、reprise。でも、午前は奥さんが心の面倒を見てくれていたので、多少はごそごそ。ありがとうございます。

午後は、3人でお散歩。いろいろとぐるぐる。

夜もちょこちょこと時間をもらいつつ科研の書類と格闘、明日からの授業の予習などなど。

各授業、本格化

19日(月)
授業準備やら科研書類やら。

4コマ目、リーディング。先週は休日だったので、2回目。授業メニューを丁寧に説明しながらの進行。とまどいつつもそれなりにこなしてくれている様子。とまどっているのか、4コマだからか、少し元気がないかなぁ。

一応メニューは一通り説明しつつ授業を終える。次回はフルでメニューを回すので、予習を十分にやってきてもらいたい。

20日(火)
院の講義。本の輪読形式。今日の分担は、私(笑)。ってことで、発表資料を作り、発表。内容的には、教授法の歴史的概観だったので、学生自身も知っていることが多かったけど、通史としてならべると、振り子が振れながら、相互に影響を受けながら、教授法は変遷しているのだなぁと改めて分かる。ディスカッションの進め方、話のもって行き方をもっと考えないといけないなぁと反省。次回からは学生の担当なので、仕切りも学生にある程度お任せするけど、そのあたりはケアしながら関わりたい。

昼休みは部門の定例会議。

授業の準備やら、科研の書類をちょこちょこ。まだまだ書けん。てか、共同研究者さん、すみません。

21日(水)
1コマ目、リーディング。授業メニューをフルで回してみたがどうだっただろうか。少し忙しかったかもしれないけど、予習が生きるという感じになっていればいいのだけど。それから、ペアやグループでの話が英語でやろうという雰囲気にならないと意味をなさないので、そのあたりの雰囲気作りなどはこちらが頑張らないといけないなぁと。

内容理解のあたりは今回やり方は少し変えているのだけど、やはり少し間延びするので、そのあたりの改善策を考えたい。

授業後、学生がひとりすっと来て、
学生: 「先生・・・」
私:  「はい」(おっ、質問かな?)
学生: 「さっきの授業中ずっとチャック開いてました。」
私:  「え〜・・・、もっと早よ言うてよ〜・・・」(泣)
・・・またやってもうた。今朝は心を登園させるのに苦労してたからなぁ・・・。って、だからってチャックを忘れるなって話だけど。

2コマ目、オーラル。以前も書いたが、このクラスは全体に明るく、積極的。声がよく出るし、ペアワークがよく機能しているような感じがする。

こちらも授業メニューをフルで回したのは今回が初めてとなる。ペアでいろんなパターンの音読を行った。スピードは前回と比べ、提示順序などを段階的になるように変えて、なおかつ読みの回数も多くした。頑張って、楽しそうに読んでいたのが印象的。その調子で、半期を過ごしてもらえるといいな。

もう少し最後の自己表現の時間を十分に取れるように工夫したい。

その後、グロッキー。

22日(木)
ゼミ。23日の経過報告会に向けての資料検討。やりたいこととして、教育現場での教授介入実験なので、実現可能生が最大のポイント。相手次第でもある。とは言え、今回はそこに至るまでの理路の問題。すっと話が通る資料にしたいなぁ、と二人で悶々と。

午後、HUB Room駐在。前回のHUB Roomは閑散としていて、誰もいなかったので、仕事を小脇に抱えて交流ルームへ向かうと、TAがいた。でもって、学生もいたりしたので、彼らをTAと話すように促して、脇でちょっと聞き耳を立てつつごそごそ。

英語は苦手だけど、話してみたい、という感じだったので、頑張って話している様子。実はこうしたハブ室の様子を目の当たりにするのは私自身は初めてだったので、なんかいいなぁと。

その後は、授業の準備やら諸々。科研は相変わらず書けんよ・・・。ってもうすぐ締め切りやんかぁ。

今日は自分がご飯で奥さんがお迎え。早めに研究室を撤収し、買い物をして食事を作る(ってワンパターンのパスタ・・・)。

ちょっとおとなしめの金曜日

16日(金)
午前は会議は入っていないので、授業の準備をごそごそと。まずは予習プリントの今週やったリーディングとオーラルの授業の感触をどう今後につなげていくか、変えるべきところは変えないと。

午後もその作業を続けて、会議。お勉強。

「科研が書けん」@いろんな大学教員ブログ、はもはや秋の季語。

心の語彙数が爆発的に増え、発話の構造もだんだんと複雑さを伴ってくるようになった。親の言葉に対しても、単なる「いや〜」というよりも、反対意見というか、疑いというか(笑)、そんな感じの言葉を投げかけることができるようになっている。

でもって、関西弁も増えてきている。私は地元なので問題ないけど、奥さんは広島なので、ちょっと複雑な気分。

ナラティブが英語教育を変える?

関西地区英語教育学会と柳瀬先生@広大、吉田先生@兵教大それぞれの科研プロジェクトとの合同セミナー「ナラティブが英語教育を変える?–ナラティブの可能性に奥さんと一緒に参加。奥さんとこうした会に参加するのは久しぶり。心はオカンにお願いした。

「ナラティブ」(あるいは、ナラティブ・アプローチ?)をキーワードに、研究者から現職教員が様々な発表をされた。キーワード自体をゆるく設定していたこともあって、「ナラティブをどう定義するか、それが問題だ」という感じの発表から、「授業で教師が生徒に語る」、「同僚同士で語る・論争する」、「内と外との関係」、「現場と研究との間でのとらえ方、言葉のつむぎ方」といった、多岐に渡る内容となった。

中でも、私が、個人的に、「一番現職教員(って書くと語弊があるかな、小中高大で英語を教えている教員、とでも書く方がいいかも、だけど)の共感を得ているはずた」と感じた発表はのは、山岡先生@広大附属福山によるものだと思っている。同じ大学・大学院出身だから、ってのはもちろんあるけど、それは置いといても。

なんで?

山岡先生は発表で、自身の過去と現在の実践を紹介し、その変化を、「英語教育の理論・理念」と「生徒の受容」の2つの観点から考察した。過去の実践では、「理論・理念」に則っているのに「生徒」の受けが悪い、しかし現在になると「理論・理念」には則っていないけど「生徒」の受けは良い、という一見ねじれた現象を得たという。

理論・理念は、事後的に現象をまとめた「静的」なものとし、教員が生徒・学生を前に感じたり、考えたりしているものを「動的」なものと捉えて、そのインタラクションが重要で、教員がこの「動的」なものを「語る」必要がある、と言われていた(と思う)。

語りを理論や理念に昇華し、また動的な場面で用いる。そしてさらに修正をかけて、というスパイラルの動きが必要になる、と。ベタに理論と研究の乖離とかって言うよりもよっぽど前向きな分析だと思ったし、これを現職教員はしないといけないだろうなぁと。研究者はこのインタラクションをもっとスムーズにしないといけないだろうなぁと痛感。

うーん、うまく書けてないけど、この日一番感じたこととして記しておきます。

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田頭先生@広大、奥さんと3人で、元町の焼肉屋さん「くにきや」へ。心を預けて外食ってなんということでしょう。焼肉は小さな子供連れではなかなか難しいってなもので…。魚の気分の田頭先生を無理矢理に焼肉へ連れていき申し訳ない。

その後、奥さんから許可を頂き、田頭先生と梅田まで。梅田でお気に入りという飲み屋さん「とと屋」へ。魚の気分を復活させて頂きました(苦笑)。接客も気持ちよく、おいしく頂く。終電ちょっと前に帰宅。

あ、昼は奥さんと三宮のうどん屋さん「すずめ」へ。うまかった。

2009.10.12(ナラティヴが英語教育を変える!のメモ)

セミナー2日目。

吉田先生のナラティブ・アプローチ研究のレヴューから、今の立ち位置を整理する発表を聞き、非常にすとんと腑に落ちた。こういうことだったのね。

その後、ポスターセッション。

ワークショップでは、「メンター」という言葉に惹かれて横溝先生@佐賀大のアクション・リサーチとメンタリング」に参加。メンターになる上での「聞く」ことの難しさを体験する。

全体討議。

帰りは三宮までの電車で山岡先生とご一緒させてもらう。いろいろ雑談など。

本屋を物色し、奥さんと心へのフォローのケーキなどを買いつつ(笑)、帰宅。

あ゛~

25日(金)
午前、論文と格闘。以前出口は見えず…。午後、会議。へぇ、こうやるんだ、と勉強。

26日(土)
研究科のオープンキャンパスということで、出勤。コースごとにブースを作って、参加者の方々に説明したり、質問を受けたり、といった感じ。現役院生も質疑に参加したり、ポスターセッションをされていました。

私は座ってただけ(というか、まだまだ新参者で十分に説明もできるわけもなく、座っているだけでお許し頂いたって感じ)。前年よりも多くの方がブースに来られたようで何より。春にお会いできれば尚よし。

奥さんも今日は出勤だったので、今日は店屋物で! ってことで、クワンチャイでデリバリーを頼む。たっぷり食べた。心もパッタイとエビセンベイが気に入った様子。

心は昼寝が少なかった模様だけど10時過ぎまで起きてたなぁ。

27日(日)
早朝に起きて論文続き…ダメダメ、書けん。あ゛~。

奥さんは土曜日まで週6で勤務だったこともありグロッキー。ってことで、心を見ながら家事をごそごそ。

午後は、クラッセに。行きは心と二人で阪神電車で、クラッセで奥さんと落ち合い帰りは車で。

大和家では何度も話題に上がりつつ手を出さなかった無印良品の「体にフィットするソファ」が展示品限定で安くなっていたので、思い切って購入。

展示品なので「今まで何人の人が体をフィットさせてたか分からん!」というのはあったけど、目の前で鼻たれ心が思いっきり顔面からフィットさせてるのを見たら、「まぁカバー洗えるし、洗ろたらええんちゃうん」という気持ちになったので(苦笑)。

昼寝無し、6時過ぎに落ちそうになるところを強制シャワーで目覚まし。ってことで、心、8時半ぐらいに就寝。でも私もダウン。早朝にまた論文と向き合う。相変わらず、書けん(泣)。共同研究者に申し訳ない…。

連続シンポ

12日(土)
連続シンポ2/3
テーマは初年次教育としての外国語。関西国際大、国際基督教大千葉大でのそれぞれの取り組みを拝聴する。初年次教育が大切なのは言わずもがななのだけど、それへのアプローチを組織としてどうするかというところ、非常に面白く聞けました。

シンポ後の懇親会で急きょ司会を振られ、グダグダ…。アカデミックスキル(の一つとしてのパブリックスピーキング)、どころやない、と(バカ)。

13日(日)
連続シンポ3/3
これまでのSOLACの歩みから、今回のFLASHプログラムの概要とニーズ分析が午前で、午後は各言語の実践例報告。

今回はトライアルということなので、各教員のアカデミックスキルの認識がまちまちであること、またそれをどう取り入れるかというところもまちまちであること、半期や通年といった広い視野に立つことができなかったこと(goal orientedになれなかったこと)、などの想定の範囲内のばらつきが出た。そのばらつきをどう収斂するか。

神大版『アカデミックスキル』を規定して、それにそった授業展開を共通教育の語学では例えば初年次前期に行う」と言えば十分に実行は可能だと思う。その辺のフットワークの問題になるのかなぁ。

(一般的には)夏休み最後の週末

奥さんは高校勤務なので夏休み最後の週末。とは言え土曜は心のオムツ捨てカートリッジを買うのがメインだったりする(苦笑)。でも、そのついでに、らーめん食堂たろう軒へ行ってみる。心がいるとなかなか熱いものは、と敬遠がちだったのだけど、もう大丈夫だろうとホントに久しぶりにラーメンを食べる。心、麺食べ過ぎ(笑)。

日曜日はゆっくりと過ごせた。散歩を兼ねて投票へ行き、ランチ。夕方は心を自転車に乗せてで散歩、と思ったら空気が抜けてたのでコープで空気入れて、クリーニング出して、サンシャインワーフで散歩。という感じ。

選挙速報、ってそんなに速報を欲している人はいるのだろうかと思いつつ、ずーっと前に買ってたラーメンズのDVD「TEXT」を見る。面白い。日本語を知ってて良かったと思える感じ(?)。英語を学習した私が英語の映画やドラマにあこがれるように、日本語学習者にあこがれてもらいたい感じ(もっと分からん?)。

で、中村俊輔のスペインデビューを拝み、就寝。

あ、一応、間にメール対応やら、ゼミ生の報告へのコメント書き込み及び送信などなど。遅すぎるかもしれないけど、『危機に立つ日本の英語教育』読了。